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全長5m超えの日産「2ドアクーペ」!? まさかの「6輪仕様」! 斬新ボディに生まれ変わった“マーチ”「アリゲーター」の正体とは

くるまのニュース / 2024年2月17日 15時10分

さまざまなカスタムカーやエアロパーツを手がけるバリュープログレスのラインナップには、日産「マーチ」をベースにフロントを4輪化した “6輪マーチ”が存在します。一体どのようなモデルなのでしょうか。

■斬新すぎる日産「マーチ 6輪仕様」とは!?

 クルマの修理や整備を行う白岩モーター商会は、バリュープログレスという名でさまざまなカスタムカーやエアロパーツを手がけています。

 なかでも、日産「マーチ」をベースにした「TOY BOX ALLIGATOR(以下、アリゲーター)」とは、どういったモデルなのでしょうか。

 バリュープログレスでは、カスタムカーの祭典である東京オートサロンにたびたび出展しており、東京オートサロン 2003にて開催された東京国際カスタムカーコンテスト2003では、コンパクトカー部門にてグランプリ受賞を獲得。

 また2010年にはコンセプトカー部門にて優秀賞を受賞するなど、輝かしい受賞歴を誇ります。

 そんなバリュープログレスが手掛けるアリゲーターは、日産のコンパクトカー「マーチ」をベースにしたカスタムカーです。

 最大の特徴はフロントを4輪化した“6輪仕様”で、紹介ページでは「リヤ4輪はよく見るがフロントはあまり見たことがありません。そこで、挑戦の意味を込めて製作しました」と説明されています。

 アリゲーターのボディサイズは、全長5040mm×全幅1840mm×全高1530mmと、全長は5m超える大柄なボディとなっているほか、既存フレームへの溶接はせずボルトオンパーツで構成されています。

 またホイールはフロント4輪が17インチ、リヤ20はインチ。タイヤの蛇角など細かい点までしっかり計算されているといいます。

 ボディには目を引くレッドカラーを身にまとい、丸みのある可愛らしいフロントグリルを備えた斬新な“6輪マーチ”に仕上がっています。

 その後アリゲーターの思想を引き継ぎ、「TOY BOX ALLIGATOR II(以下、アリゲーター2)」が市販モデルとしてデビュー。

 フロント4輪・リヤ2輪の6輪マーチはそのままに、市販に向けて細部にわたるまでリファインされ、より洗練されたボディに仕上がっているといいます。

 アリゲーター2は2005年の東京オートサロンにも出展され、当時会場内で唯一の6輪車両ということもあって多くの注目を集めたほか、その見た目のインパクトから海外からも高い評価を集めました。

 真っ赤で可愛らしい印象のあるアリゲーターとは打って変わって、アリゲーター2ではクールな印象を感じさせる白いボディをまとい、スポーティな要素も兼ね備えたモデルに仕上がっています。

※ ※ ※

 現時点では、両モデルともステアリング機構の一部パーツに欠品が出ているため生産が不可能となっており、販売は行っていないとのこと。

 アリゲーターシリーズは、通常では目にすることのない希少な6輪マーチといえるでしょう。

 現在バリュープログレスでは、ランボルギーニ・ディアブロをベースにした和製スーパーカー「ビースト」を製作中だといい、もう間もなくの完成を目指しているとのことです。

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