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日産が新型「軽バン」発売! 前席のみの「2人乗りモデル」に斬新“窓なし仕様”も!? 新型「クリッパーEV」286万円から

くるまのニュース / 2024年2月14日 8時10分

日産は新型「クリッパーEV」を発売しました。三菱「ミニキャブEV」のOEMモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。

■日産が「軽商用EVバン」に参入!

 日産は、新型軽商用バンの「クリッパーEV」を2024年2月12日に発売しました。
 
 日産の軽商用バンとしてはガソリン車の「NV100クリッパー」がラインナップされており、現行モデルは2015年に登場した3代目。
 
 このNV100クリッパーはスズキからOEM供給(エブリイ)を受けていますが、新型クリッパーEVはアライアンスを組む三菱自動車の「ミニキャブEV」からOEM供給を受けて販売されます。

 新型クリッパーEVは、商用車でも電気自動車(EV)のニーズが高まっていることを受け、ガソリン車に加えてラインナップの拡充を図ることを目的に投入。カーボンニュートラル社会の実現に貢献できることを目指すといいます。

 軽商用バンとして必要な荷室性能と積載量を確保しながら、バッテリーは床下中央に搭載して低重心化を図ることで、軽商用バン特有の“揺すられ感”や段差での跳ね感を低減し、乗り心地の良さと操縦安定性を実現しました。

 さらに、モーター駆動のEVならではのパワフルな走りで、重い荷物もスムーズに運ぶことが可能なほか、走行時や起動・停車時の静粛性も高く、早朝や深夜などに住宅街でも騒音を気にせず使用することができます。

 荷室は最大積載量350kgを確保。ホイールハウスの出っ張りや後席を格納したときの段差をなくすことで荷物の出し入れのしやすさなども配慮しており、軽商用バンとして使い勝手の良い荷室を実現しました。

 20kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモードで180km走行することができます。普通充電では約7.5時間で満充電を可能としたほか、オプションの急速充電を利用すると約42分で80%まですることができるといいます。

 グレードは、2シーター、4シーターが設定され、2シーターにはスライドドアガラスとリアクォーターガラスがパネル仕様となる「ルートバン」もラインナップされました。駆動方式は全車2WDです。

 ボディカラーは全グレードに「ホワイトソリッド」を設定。4シーター車には「スターリングシルバー」も用意されます。

 内装は、デジタル表示のスピードメーターを採用。インジケーターのサイズを大きくすることで視認性を高めました。

 センターコンソール部のスイッチ類は、一目でわかりやすいレイアウトにすることで操作性を向上。充電用のUSBポートはタイプAおよびタイプCが備わります(グレード別設定)。

 さらに、キーレスエントリーシステムについている「プレ空調スターター機能」を使用することで、急速充電中、もしくは普通充電中に、乗車前に車外から車内の空調機能をオンにすることができます。

 新型クリッパーEVは先進運転支援機能も充実しており、衝突回避を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や車線逸脱警報、ハイビームアシスト、踏み間違い防止アシスト(前進のみ)などが搭載されます。

※ ※ ※

 新型クリッパーEVの価格(消費税込)は、286万5500円から292万500円です。自家用車用途は「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」、事業用車用途は「脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金」の対象となります。

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