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クルマの売却に必要な「リサイクル券」を紛失! 再取得は「不可能」ってホント!? もし「無くした」場合どうすれば良いの?

くるまのニュース / 2024年3月15日 20時10分

新車を購入する際に取得する「リサイクル券」は、クルマを売却あるいは廃車する際に必要になる大切な書類ですが、何年も経つうちに紛失してしまう人も。このような場合、再取得は可能なのでしょうか。

■「リサイクル券」は紛失しても再発行できない!

 新車を購入する際には、そのクルマが将来解体される時に生じる「リサイクル料金」についても先に支払い、「リサイクル券」を取得する必要があります。
 
 しかしこのリサイクル券、「リサイクル料金の預託を行った証明」となる大切なものであるにも関わらず、何年もクルマを維持するうちに紛失してしまうことも。
 
 このような場合、一体どうすれば良いのでしょうか。

 新車購入時に料金を支払って発行するリサイクル券ですが、実は新車購入時にしか発行されません。

 例えば、最初のオーナーがそのクルマを売却した後に、別の人が中古車として購入しても、リサイクル券は新たに発行しません。

 最初に発行されたリサイクル券を、クルマの買い取り業者を介して代々のオーナーが引き継いでいく流れとなっているのです。

 ただしリサイクル券そのものは“引き継ぎ”ですが、リサイクル料金自体は車両の購入総額に含まれる形で、中古車が購入されるたびに発生しています。

 また同様に、クルマを手放す際は、売却価格の中に購入時に支払ったリサイクル料金が含まれているのです。

 このように、歴代のオーナーに引き継がれていくリサイクル券ですが、紛失してしまった際の対応については意外と知られていません。

 先述のように、リサイクル券は再発行が不可能。新車購入時に発行されたリサイクル券を何らかの理由で失っても、再取得はできないルールになっているのです。

 ただし、リサイクル券の代わりになるものを取得することは可能。

 そのクルマがリサイクル料金の預託を行っているかは、すべてWEB上に登録および管理されており、「自動車リサイクルシステム」のサイトで車両・預託情報を見ることができます。

 そしてこの「車両・預託情報が記されたPDFファイル」を印刷することで、リサイクル券の代わりに使用することができるのです。

※ ※ ※

 基本的に、リサイクル券は車検証と一緒に保管されていることがほとんど。

 しかし、違う場所に保管してしまったり、別の書類に挟まったまま取り出して紛失してしまったという人も珍しくありません。

 クルマを売却しようとした時に「どこにいった!?」と慌てないよう、保管場所を把握しておくとともに、万が一どこにも見えたらない場合でも、車両・預託情報を印刷しておけば大丈夫だと覚えておいて下さい。

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