スズキ新型「エブリイ／エブリイワゴン」発表！ ターボ＆オシャな「新色」新設定！ CVT新搭載の「軽バン」約120万円から

2024年2月27日、スズキは「エブリイ」「エブリイワゴン」の一部改良を実施しました。CVTを新搭載したほか、バンモデルにターボエンジン車を設定するなどの仕様変更をおこなっています。

■バンにもターボエンジン搭載車を新設定

　スズキは2024年2月27日、軽商用バン「エブリイ」、軽ワゴン「エブリイワゴン」各シリーズを一部改良し、同日より発売します。
　
　また福祉車両「エブリイ 車いす移動車」「エブリイワゴン 車いす移動車」も同様の改良を実施し、3月21日より発売します。

　エブリイは、1961年登場の「キャリイトラック」（キャリイ バンは1964年追加）に端を発する軽商用車シリーズ。

　1982年、7代目キャリイをマイナーチェンジした際にバンの車名がエブリイに独立し、現在まで続いています。

　また乗用ワゴンタイプはその後、1999年登場の4代目（キャリイを含めると通算10代目）に設定されました。

　現行型エブリイは6代目（キャリイ含めると12代目）で、2015年に登場。

　スクエアなデザインによる効率的なパッケージングを採用し、当時としてクラストップの荷室サイズを誇ったほか、燃費性能の向上や、衝突被害軽減ブレーキなどの先進運転支援機能「レーダーブレーキサポート」の新採用するなど、「広さ」「低燃費」「使いやすさ」に配慮したモデルチェンジを実施しています。

　今回の一部仕様変更では、自動変速機にCVT（自動無段変速機）を新設定し、従来の5速AGSや4速ATに比べさらに燃費性能や静粛性を高めました（バンの一部には5速MTと4速ATを引き続き設定）。

　またCVT車に、使用状況や路面状況に応じて「2WD」「4WD AUTO」「4WD LOCK」の3つのモードが選択可能な電子制御式4WDや、ぬかるみ脱出アシストを採用し、利便性を向上させています。

　これまで自然吸気エンジンのみのラインナップだった商用バンのエブリイでは、新たにターボエンジン搭載の「JOIN ターボ」を設定。

　さらに運転席シートヒーターや助手席シートバックテーブル、キーレスプッシュスタートシステムや後席両側スライドドアクローザーなどを採用し、快適性を高めました。

　加えてスズキ セーフティ サポートを全車標準装備（バン「PA」グレードには非装着車を設定）としたほか、LEDヘッドランプを採用し、安全機能も充実しています。

　乗用ワゴンのエブリイワゴンでは、LEDヘッドランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラー（リモート格納機能付）、助手席シートバックテーブル、本革巻ステアリングホイールを全車標準装備としました。

　このほか車体色には、新たに「デニムブルーメタリック」と「モスグレーメタリック」を設定しています。

　新型エブリイ（バン）の販売価格（消費税込み）は、119万7900円から181万9400円まで。新型エブリイワゴンの販売価格は、183万8100円から208万3400円です。

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　福祉車両のエブリイ 車いす移動車、エブリイワゴン 車いす移動車では、後退時ブレーキサポート、リアパーキングセンサー、後方誤発進抑制機能を追加し、安全機能を充実させたほか、車椅子簡易固定装置を販売会社装着アクセサリーとして設定しました。

　販売価格（消費税非課税）は、182万5000円から231万1000円です。