ホンダ“新”「フィット」登場! クラス超え「豪華内装」に“専用ブラック仕様”追加に! 「上質すぎるインテリア」の豊富な種類とは
くるまのニュース / 2024年3月12日 6時40分
ホンダの主力コンパクトカー「フィット」は6タイプのインテリアを設定しています。それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
■「ブラック仕様」追加で6タイプに
ホンダ「フィット」は2001年6月に登場したコンパクトハッチバックです。スタイリッシュなデザインや広々とした室内空間、使い勝手のよさが評価され、主力モデルとなっています。
そんなフィットですが、現行モデルではコーディネートの異なる多彩なインテリアを設定していることも特徴です。
フィットの現行型は4代目で、2020年に発売。低床のFFプラットフォームがもたらす広い室内や使い勝手のよさはそのままに、視界や乗り心地・座り心地、使い心地など、4つの「心地よさ」を高めたといいます。
パワートレインにはホンダ独自の2モーターハイブリッド「e:HEV」を設定したほか、先進運転支援システム「ホンダ センシング」を搭載。デザインもモダンなスタイリングへと一新しました。
2022年10月にはマイナーチェンジを実施し、エンジン出力の向上やホンダ センシングの機能向上、内外装デザインのリフレッシュを図り、さらにスポーティ仕様の「RS」グレードを追加設定しました。
ボディサイズは全長3995-4095mm×全幅1695-1725mm×全高1515-1570mm、ホイールベースは2530mmです。
そんなフィットですが、バリエーションは従来のように装備を差別化したものではなく、基本装備は共通として内外装のコーディネートを変更することで、好みにあったグレードを選択できるようになっています。
通常ラインナップとしては5タイプが設定されていますが、2023年12月には特別仕様車が追加されたことで、計6タイプから選べるようになりました。
比較的シンプルに抑えられたベースモデル「BASIC(ベーシック)」でも、ピアノブラックとピアノホワイトの加飾パネルが装備されることで、2トーンに仕上がっています。
中級モデル「HOME(ホーム)」では、ソフトパットのインパネや織物素材のシートを採用したほか、オプションの「ライトグレー」インテリアを選択すると室内が一層明るくなり、モダンな印象が強まります。
シートもウルトラスエードとプライムスムースのコンビシートが装備され、手触りがよくクラスを超えた上質なインテリアが特徴です。
新設定の特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」はホームをベースに、ブラック基調の専用インテリアをあしらっています。
ステアリングスイッチやシフトレバーの周辺、ドリンクホルダー部などの加飾に専用ピアノブラックパネルを装着し、大人っぽく上質で落ち着いた空間に仕上げています。
最上級モデルの「LUXE(リュクス)」では、唯一本革シートが標準装備され、前席シートヒーターやステアリングヒーターを装備するなど、最上級モデルらしい充実ぶりです。
さらに、オプションで「ライトブラウン」を選択すると、シートだけでなく、メーターパネルやオーディオ周辺などのインパネ部に加え、フロントドアトリムやセンターコンソールまで明るいベージュ系統のカラーとなり、室内がラグジュアリーに変化します。
シート自体もブラックのパイピングがあしらわれ、背面・座面部にはキルティング加工とパーフォレーション(穴あけ)が施されるなど、標準シートよりも高級感が高められ、小さな高級車といえる仕上がりです。
なおエクステリアもフロントグリルやロアグリル、ドア下部、テールゲート下部にメッキ加飾が装備され、ホイールも専用16インチとなるなど、きらびやかさがプラスされ上質なイメージを高めました。
また、こうした上質志向のモデルだけでなく、雰囲気の異なる「RS」や「CROSSTAR(クロスター)」も設定されています。
RSは、専用エアロや特別チューニングのサスペンションを装備してスポーティさを高めたモデルですが、インテリアではグレーのカラーを基調にイエローのステッチを随所に施し、走行性能の高さを予感させる空間となっています。
一方のクロスターでは、SUVのようなタフなエクステリアが特徴。インテリアもシート素材を専用の撥水ファブリック素材を採用することで、アウトドアでも汚れに強く、機能性を追求したものになっています。
※ ※ ※
フィットは6タイプそれぞれの世界観が異なった仕立てで、自分好みの仕様を選ぶことができます。
これに加え、1.5リッターガソリンモデルとe:HEV搭載モデルをそれぞれ用意し、さらにe:HEV搭載モデルでは4WDも設定し、幅広いラインナップが特徴です。
価格(消費税込)は165万5500円から274万8900円です。
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