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まさかの日産「軍用スカイライン」登場!? 陸を駆ける「ゼロ戦」仕様が実車展示! 個性的すぎる「斬新モデル」の正体とは

くるまのニュース / 2024年3月8日 18時40分

「大阪オートメッセ2024」では様々なカスタムカーが出展されましたが、他とは明らかに雰囲気の異なる「スカイライン」が注目を集めていました。どのようなカスタマイズが施されていたのでしょうか。

■他とは一線を画するカスタム「スカイライン」

 2024年2月10日から12日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された「第27回 大阪オートメッセ2024」では、戦闘機「零戦(ゼロ戦)」へのリスペクトをとことん追求した日産「スカイライン」が出展され、来場者の注目を浴びていました。

 スカイラインといえばスポーツカーの代名詞であり、レーシーに仕上げるのが定番ですが、このカスタイマイズはそれとはまったく違うコンセプトで作られています。

 まず、フロントだけ見るとR34型「スカイライン」に見えますが、ベースとなっている車両はR33型「スカイライン」セダンです。

 カラーリングは軍用車を想わせる灰色系のグリーンカラーで塗られており、ドアには日の丸を想起させる赤い丸をペイント。

 またボディ各所にはリベットが打ち込まれており、まるで零式艦上戦闘機(零戦)の雰囲気を感じさせるテイストに仕上げられていました。

 出展者に確認したところ、やはりこれは零戦をイメージして仕上げたオリジナルのカスタマイズ車両とのことです。

 エクステリアは、銃弾を受けたような穴があけられていたり、ルーフスポイライラ―やリアスポイラーが装着されていたりと、随所に零戦テイストを感じさせる仕上がりとなっています。

 ちなみにリアスポイラーは尾翼をイメージしたもので、ワンオフで作ったこだわりのパーツであるとのことでした。

 リアウインドウから見える位置には”片道燃料”と記載された燃料タンクが装備されており、こちらも零戦感を演出しているポイントとなっています。

 なおこの燃料タンクはダミーではなく、標準の燃料タンクに加えてこちらのタンクも実際にサブタンクとして利用可能とのことでした。

 インテリアはスカイラインのインパネを一切感じさせることがない、まさに零戦のコックピットを想像させるようなこだわりの造形となっており、各種計器に加えて、操縦桿も装備されており個性的な仕上がりがインパクト大でした。

 座席はなんとアルミ製で、こちらも零戦をイメージしてワンオフで作ったオリジナルのシートです。

 なお、ステアリングはダットサンコンペハンドルを移植したもので、インテリアの雰囲気にマッチしていました。

※ ※ ※

 このモデルを作った背景を出展者にうかがったところ、若い世代の人たちにも零戦に興味を持って欲しいという想いがあり、このようなカスタマイズカーを製作したとのこと。

 ちなみに、出展者は零戦に興味がありましたが、ご自身が高所恐怖症ということから、飛行機ではなくスカイラインで零戦を再現することにしたそうです。

 なお、内装ははぎとられエアコンもないこだわりのカスタマイズが施されていますが、まだこれで終わりではなく、引き続き零戦を追求するために改良を加えていくとのことでした。

 今後このスカイラインがどのような仕上がりに進化していくのか楽しみですね。

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