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静岡~高崎を短絡「西関東連絡道路」難所を貫く「大滝トンネル」ついに貫通日が発表!「新東名~関越道」ますますスムーズになる!?

くるまのニュース / 2024年3月13日 16時40分

山梨と埼玉を短絡する高規格道路「西関東連絡道路」のうち、秩父市内で工事中の「大滝トンネル」について、貫通日がいよいよ「3月19日」と発表されました。完成すれば、どれだけ便利になるのでしょうか。

■ついに貫通へ! 秩父の山奥の県境付近がかなり楽に

 埼玉県は2024年3月11日、高規格道路「西関東連絡道路」のうち、秩父市内で建設中の「大滝トンネル」について、貫通予定日を「3月19日」と発表しました。

 西関東連絡道路は、国道140号バイパスとして、山梨県と埼玉県を最短距離でむすぶ高規格道路です。

 両県の県境を超える「雁坂トンネル」を皮切りに、山梨県側では「甲府山梨道路」、埼玉県側では「皆野秩父バイパス」「皆野寄居バイパス」が開通済み。さらに秩父市街区間の総仕上げとなる「長尾根バイパス」が事業中です。

 さらに埼玉県側では、旧大滝村から三峰口へ、山を一気に貫いて直線短絡する「大滝トンネル」が建設中です。完成すれば、この区間の距離は、7kmもあったのがわずか2kmちょっとに短縮されます。

 その「大滝トンネル」ですが、2022年5月に掘削開始し、今年1月には貫通まであとわずか17mという状況で「寸止め」状態になっていました。しばらく、安全に貫通するための準備が行われていましたが、今回ついに「3月19日貫通予定」と正式発表されたのです。

 そのあいだ、掘削面をコンクリートで固める「覆工」の工事も進行中。現在の進ちょく状況は全体の53.5%に達しています。あわせて、路面部にうつコンクリート部「インバート」も、トンネルの両側出口周辺を中心に完了しています。

「西関東連絡道路」とあわせて、甲府盆地をぐるりと周り甲府市街をスキップする「新山梨環状道路」も続々と事業が進められています。また、新東名の新清水JCTから北上して中央道へ直結する「中部横断道」もエリア全通を果たしています。

 これにより、静岡~関越道の最短距離の高速ネットワークが構築されることになり、信号待ちや一般道の山越えがどんどん無くなって、快適なアクセスが実現しつつあります。

 その静岡~関越道でも有数の「運転が疲れる」区間である秩父の山岳区間に、いよいよ走りやすい短絡ルートが完成へ前進することとなります。

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