新型「“最速級”スポーティセダン」公開! 最高出力1000馬力・最大トルク1000Nm超え! 斬新「速すぎポルシェ」欧州に登場
くるまのニュース / 2024年3月16日 19時10分
2024年3月11日、ポルシェは、フルEV(電気自動車)のスポーツセダン「タイカン」に最強グレードとなる「ターボGT」「ターボGTヴァイザッハ パッケージ」 を公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■最強ポルシェ「ターボGT」爆誕
2024年3月11日、ポルシェは、フルEV(電気自動車)のスポーツセダン「タイカン」に最強グレードとなる「ターボGT」「ターボGTヴァイザッハ パッケージ」 を欧州で新設定し、発売すると発表しました。
タイカンは2020年にポルシェ初のEVとして登場。過去70年以上にわたって世界中のファンを熱狂させてきたポルシェブランドの歴史と、持続可能な未来をつなげるサイレントスポーツです。
前後の駆動軸付近にモーターを搭載する四輪駆動を基本とし、リアモーターに2速の変速機を組み込むことで、加速性能の向上と効率的な高速巡航を両立させているのがパワートレインの特徴です。
ターボは元来、エンジンの出力とトルクを高める装置(過給機)のことですが、ポルシェにとってターボという名称は、フラッグシップグレードに与える伝統的な称号です。
タイカンには従来からターボSが設定され、それを性能面で上回るのが今回発表のターボGTとなります。
外装ではエアロブレードなどを装備、パワートレインではパルスインバーターをより高圧化するなどで、オーバーブースト時の最高出力1034ps/最大トルク1340Nmを実現。ターボS比で82ps増、230Nm増となっています。
また、0-100km/h加速はターボSより0.1秒速い2.3秒をマークします。一充電あたりの航続距離は555kmです。
そのターボGTの後席を取り外すなどして約75kgの軽量化を図り、リアウイングを大型化したのがターボGTヴァイザッハ パッケージです。
0-100km/h加速は2.2秒。アメリカのウェザーテック レースウェイ ラグナ セカというサーキットでは量販EV最速タイムとなる1分27秒87を記録しました。
またドイツのニュルブルクリンクサーキットではターボSより26秒速い7分07秒55を叩き出し、EVの可能性を追求するポルシェの姿勢を改めて示しました。
価格はターボGT、ターボGTヴァイザッハパッケージともに3132万円。外装色は新色のペールブルーメタリックとパープルスカイメタリックを含む全6色です。今春からデリバリーが開始されます。
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