日産「最後のR35」発売! “1500台限定”で争奪戦か? 申込開始する販社も!? どんな発売方法? 「次期GT-R」はどんな姿になるのか
くるまのニュース / 2024年3月16日 7時40分
2024年3月14日、日産は「GT-R(R35/2025年モデル)」を発表しました。最後のR35はどのような販売方法になるのでしょうか。
■「最後のR35 GT-R」 6月に発売! でもすでに申込み始まる?
2024年3月14日、日産「GT-R(2025年モデル)」が発表されました。
同年6月より発売予定ですが、R35型としては今回のモデルが最後になります。
GT-Rは日産の高性能モデルとして、1969年に3代目「スカイライン」から設定されました。
現行モデルであるR35型は、2007年に6代目として登場しますが、5代目までとは異なりスカイラインから独立したモデルとしてラインナップされています。
R35 GT-Rは「究極のドライビングプレジャーを追求する」という商品コンセプトのもと設計され、誕生以来、モデルイヤーごとに深化を続けてきました。
さらに「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」というコンセプトを掲げられ、日産のテクノロジーフラッグシップとなるスーパーカーとして多くのユーザーから支持を集めてきました。
また、R35 GT-Rはグローバルモデルとして、世界のあらゆる場所で高性能なパフォーマンスを提供しています。
そんなR35 GT-Rですが、2023年1月のオートサロンでは、2024年モデルが披露され注目を集めました。
2024年モデルではエクステリアデザインが変わり、フロントフェイスなどがよりシャープな外観となっています。
空力性能の向上や新開発のマフラーの採用など、走行性能でもパフォーマンスを向上しました。
またホームページには「重ねた時。走りに抜いたその道。GT-Rの集大成」と書かれており、多くのファンの間では「今回のモデルが最後になるのではないか」と憶測が飛び交いました。
しかし今回、日産は2024年3月14日に2025年モデルとなるGT-Rが発表されました。
なお日産広報部によれば「今回の2025年モデルでR35としての歴史に幕を下ろすことになる」と言います。
その背景について日産広報部は次のように話しています。
「生産終了は2025年8月で、その理由としては部品の供給の見通しが立たなくなってきていることがあります。
なお次期型については、日産を代表するモデルでもあるので開発の検討はしています。
今後はGT-Rに求められるパフォーマンスと世の中に求められる環境性能の両立が出来るように研究開発を行っていきます」
※ ※ ※
そんな最後のR35となる2025年モデルは「NISSAN GT-R Premium edition」に、青を基調とした専用特別内装色である「ブルーヘブン」が新たに設定されています。
また、今まで「GT-R NISMO Special edition」のみに採用していた高精度重量バランス部品が、「NISSAN GT-R Premium edition T-spec」と「NISSAN GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec」にも採用されました。
ピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに適用され、レスポンスの精度が向上し、性能に磨きがかかっています。
なお、この2モデルのエンジンルーム内には、赤文字で匠の名が刻まれたアルミ製ネームプレートと、ゴールドのモデルナンバープレートが新たに採用されています。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
最後のR35 GT-R、販売店での反響は?
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
今回発表された最後のR35 GT-Rに対して、日産販売店にはどのような反響があるのでしょうか。
関東圏内の日産販売店の担当者は次のように話します。
「今回のGT-Rについて、たくさんの問い合わせをいただいております。
R35型のGT-Rは部品の供給が困難なことや衝突被害軽減ブレーキの搭載などといった法規の部分から、現行としての生産は今回のモデルで終了する見込みです。
一方、今回のモデルは改良が加えられているものの、デザインや性能などは2024年モデルとそこまで大きくは変わりません。
そのため、2025年モデルに対してというよりは『最後のR35 GT-R』という点がユーザーから興味を集めている印象です」
さらに、関西圏の販売店担当者は次のように話します。
「2025年モデルが発表されてから、問い合わせは多数ありました。
2025年モデルはR35としては最後のGT-Rになります。
今回のモデルには『R35のうちに買いたい』『去年落選したから今年こそはほしい』という人が多数いました」
※ ※ ※
最後のR35 GT-Rの価格(消費税込)は1444万3000円から3061万3000円に設定されています。
販売方法について、前出の関東圏内の販売店担当者は次のように話します。
「全国で1500台の販売予定ですが、販売方法や割り当て台数は各販売会社によって異なります。
東京では抽選によって販売し、ホームページより15日から24日までの申込が可能です。
他の販売会社では2023年に落選したお客様から優先的に販売していくという話も聞きました」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日産 GT-R、北米向け生産を10月に終了…最終限定車「スカイライン・エディション」発表
レスポンス / 2024年6月17日 7時30分
-
日産「新型“超凄い”スカイライン」まもなく登場! 420馬力の“史上最強”モデルはまさに「集大成」! もはや「次期型」に期待な“NISMO”実際どう?
くるまのニュース / 2024年6月15日 21時10分
-
日産「“最後の”GT-R」登場へ 「R35型」17年の歴史に幕… 新型「R36型」登場なるか?「R35最終型」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年6月13日 12時10分
-
日産「“すごい”スカイライン」登場! すごすぎて「もう完売」!? 420馬力の“旧車デザイン”モデル「スカイライン NISMO」再販はあるのか
くるまのニュース / 2024年6月12日 16時10分
-
日産新型「スカイライン」今夏発売! 最強420馬力の匠“手組みエンジン”搭載!? レトロな特別仕様「限定100台・947万円」 まだ買える?
くるまのニュース / 2024年5月21日 12時10分
ランキング
-
1「シャープ」は世界に誇る技術をもちながら、なぜ台湾企業に売られることになったか【プロの投資家が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月17日 8時15分
-
2M&A仲介大手「全社株価急落」の深い理由 高額手数料や悪質ダイレクトメールにメスも
東洋経済オンライン / 2024年6月17日 10時0分
-
3吉野家 「シュクメルリ鍋」のグランプリ祝福に松屋感謝 “電撃訪問”のお礼返しにSNS「リスペクト精神すばらしい」「何このやさしい世界」と感動
iza(イザ!) / 2024年6月17日 15時28分
-
4バブル期のリゾート地では1室数千万円も、いまや数十万円まで値下がり…「貧乏マンション」の悲惨な末路【サラリーマン大家が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年6月16日 14時5分
-
5年金受給者は「合法的に2重取り」できる…6月から実施の「定額減税」はなぜこんなに不公平な仕組みなのか
プレジデントオンライン / 2024年6月17日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください