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現代の「軽」は長距離も“イケる”ってマジ? ホンダ新型「N-BOX」は思わず「寝落ち」モノの乗り心地!? 最新の「軽ワゴン」が凄すぎた

くるまのニュース / 2024年3月25日 19時10分

国内年間販売台数ナンバー1を何度も獲得しているホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」。現行モデルは、2023年10月5日に正式発表となった3代目ですが、長距離のドライブも優れているといいますが本当なのでしょうか。試してみました。

■軽スーパーハイトワゴンで”長距離”ってどうなの?新型「N-BOX」で試してみた

 国内年間販売台数ナンバー1を何度も獲得しており、もはや“日本の国民車”と言っても過言ではないホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」。

 現行モデルは、2023年10月5日に正式発表となった3代目ですが、静粛性の向上や先進安全装備の機能が充実したことなどから長距離のドライブも“快適になった”といいますが、本当なのでしょうか。新型を試してみました。

 3代目の新型N-BOXは、自分や家族だけでなく、みんなの幸せのためにしたいことなど、使う人のさまざまな目的に応えることで、N-BOXに乗るすべての人にとって幸せな時間を提供できる存在となることを目指して開発され経といいます。

 内外装は、上質さが感じられるデザインに磨き上げるとともに、広い室内空間はそのままに、開放感のあるすっきりとした視界にすることで運転がしやすく、居心地の良い空間を実現。

 また、ユーザーがより安心・快適なカーライフを楽しむために新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」をHondaの軽自動車として初めて採用しています。

 そんな新型N-BOXですが、静粛性の向上や先進安全装備により長距離のドライブも“快適になった”といいます。

 ちょっと前の“軽自動車”といえば、近所へのお出かけや買い物など、日常の足としては経済的で優秀な乗り物でしたが、“長距離の移動”となると、乗り心地やドライバビリティ、積載性などの観点から少し厳しい印象がありました。

 では、本当に新型N-BOXは、長距離の移動も“バッチリ”という仕上がりなのでしょうか。実際に東京都内から長野県の蓼科高原までへのドライブで、確かめてみました。

 今回試乗したのは、上質感を高めたCUSTOMのターボ・4WD車です。

 まず出発前に気になるのが積載性。長距離の旅ともなると一泊二日以上となることも多いでしょう。今回は3人で一泊二日というシチュエーションだったのですが、すべての荷物を積んでも全然余裕ありといったところ。4人分の荷物があっても問題なかったでしょうし、後席を前方にスライドすればさらに多くの荷物が積めそうです。

 走り出してみると、見晴らしの良さにびっくり。ステアリングホイールの内側で視認するデジタル表示のシンプルなインホイールメーターを採用し、ダッシュボードをフラット化することで開放的な視界を確保しているとのこと。これは車幅や車両の動きを把握しやすく、細かいところで疲労軽減に貢献しそうです。

 走り出してすぐに、早速渋滞に捕まってしまうという残念な滑り出しですが、新型N-BOXには、軽自動車ながら先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が標準装備されており、この中には、渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)と車線維持支援システム(LKAS)が装備されています。

 これにより全車速での追従が可能で、渋滞でもアクセルペダルから足を離すことができるのでとても“ラクチン”です。

 渋滞を抜けると、高速域を試す機会に恵まれました。新型N-BOXはここでも、軽とは思えない高い安定感と、静粛性を誇ります。

 これは先代モデル同等の重量のまま、高い剛性と剛性バランスを実現しているから。また、快適なドライブができるように遮音フィルムや吸音シートが追加されているので、静粛性が高まり、高速クルーズ時も前席と後席でストレスなく会話ができるようになっているのです。

 また、窓ガラスを水平基調で連続させ、姿勢や視線の乱れを少なくするなど、乗り物酔いにも配慮されており、試乗をした当日は強風が吹き荒れる区間もあって、少し横揺れが多くなりましたが、気分が悪くならずにすみました。

 高速を降りて、長野県に入るとくねくねとした上りが続く峠道が続きますが、ここでも新型N-BOXは、3人が乗車する軽とは思えない、パワー感を発揮します。

 パワートレインは、力強い走りと優れた燃費性能を両立したエンジンを先代モデルから継承、排気圧をきめ細かく調整できる電動ウェイストゲートを搭載したターボエンジンが設定されていますが、細部まで制御が見直されており、上質で扱いやすい特性を実現しています。

 また、CVTも変速制御をすみずみまで見直したといい、これまで以上に雑味のない上質な走りの実現に貢献しています。

 では、後席はどうなのでしょうか。帰りはドライバーを交代し、座り心地を確かめてみることにしました。

 しかし、レポーターとしては不甲斐ないところですが、前述の高い剛性感や静粛性で快適すぎてすぐ“寝落ち”てしまいました。逆に言えばそれほど後席の乗り心地も“良い”ということ。

 もう“軽だから…”と長距離ドライブに絶望する時代は終わったようです。そんな進化を感じる1台でした。

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