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トヨタ「新型SUVミニバン」公開! 斬新ドア×タフ外装がカッコいい! 「X-VAN GEAR」特許庁公表で、市販化は?

くるまのニュース / 2024年4月12日 7時10分

2024年3月11日に特許庁は、トヨタ車体による「クロスバン ギア コンセプト」らしき意匠を登録しています。

■「ミニバン×SUV」なコンセプトモデル…市販化は?

 トヨタ車体の「クロスバン ギア コンセプト」は、ミニバンとSUVをかけあわせたようなルックスが特徴のコンセプトモデルです。
 
 2024年3月11日には、特許庁はトヨタ車体によるクロスバン ギア コンセプトらしき意匠を登録しています。
 
 クロスバン ギア コンセプトとは、どのようなモデルなのでしょうか。

 2023年10月から11月にかけて開催された「ジャパン・モビリティ・ショー2023」で、トヨタ車体はクロスバン ギア コンセプトを世界初公開しました。

 そんなクロスバン ギア コンセプトですが、市販化の可能性は決して低くはないようです。

「多様化するライフスタイルに合わせ、すべての人が人生を楽しむ次世代のキャブワゴン」と説明されるこのコンセプトモデルは、ミニバンとSUVをかけあわせたようなルックスが大きな特徴の1台です。

 ボディサイズは全長4695mm×全幅1820mm×全高1855mmと、全幅以外はトヨタ「ノア/ヴォクシー」とほぼ同じです。

 未塗装の樹脂パーツが多用されたエクステリアデザインは、トヨタ「ランドクルーザー250」に通じる力強さを持ち合わせており、既存のミニバンとは明らかに一線を画するものとなっています。

 さらに、Bピラーレスによる大開口ドアを備えており、自転車や釣り竿などの趣味のアイテムも楽に積み下ろしすることができるとされています。

 一方、シンプルにまとめられたインテリアは、ソファーのようなシートと開放的な天井によってリビングルームのような空間に仕上げられています。

 また、3列にわたる各シートは計6種類のシートアレンジを可能としており、助手席を回転したり、2列目をテーブルにしたりすることができるようです。

 ミニバンは、ファミリー層を中心に根強い人気を誇っており、実際に2023年の新車販売台数ランキングでは、ノアとヴォクシーはそれぞれ乗用車全体の7位と8位にランクインしています。

 その一方で、近年ではSUVが世界的なトレンドとなっているのも事実です。

 そうしたなかで、ミニバンとSUVの特徴をかけ合わせたモデルであるクロスバン ギア コンセプトは、ありそうでなかった1台と言えるかもしれません。

 唯一、三菱「デリカ D:5」はクロスバン ギア コンセプトと近しいコンセプトを持っていると言えますが、デリカ D:5は「環状骨格(リブボーンフレーム)」という独自のボディ構造を持つ本格派のモデルです。

 その点、クロスバン ギア コンセプトはあくまで乗用車ベースと見られるため、デリカ D:5ほどの悪路走破性はないと考えられますが、その分、快適性や機能性、燃費性能については分がありそうです。

 こうした点を考えると、クロスバン ギア コンセプトとデリカ D:5が競合する可能性はそれほど高くないと考えられます。

■クロスバン ギア コンセプトの市販化は近い!?

 そんなクロスバン ギア コンセプトですが、今後市販される可能性は決して低くはないようです。

 その根拠となるのが、トヨタ車体が2024年3月1日に特許庁に意匠登録し、同月11日に公表されたデザインです。

 展示されたモデルに比べると多少簡略化されてはいるものの、そのデザインは明らかにクロスバン ギア コンセプトのものであることがわかります。

 もちろん、意匠登録されたものがすべて市販されるわけではありません。

 ただ、市販されるモデルのほとんどすべてが意匠登録されていることを考えると、クロスバン ギア コンセプトは市販化に向けて大きな一歩を踏み出したと考えることもできます。

 実際、クロスバン ギア コンセプトのエクステリアデザインはかなり特徴的なデザインとなってはいるものの、各種の法規制を満たしうるものであることがうかがえます。

 また、ボディサイズも乗用車として必要十分な範囲におさまっていることも、市販化を意識していると見られる点のひとつと言えそうです。

果たしてトヨタ車体の「X-VAN GEAR CONCEPT(クロスバン ギア コンセプト)」は何らかのカタチで市販化となるのか果たしてトヨタ車体の「X-VAN GEAR CONCEPT(クロスバン ギア コンセプト)」は何らかのカタチで市販化となるのか

 一方、意匠登録されたデザインを詳しく見ると、展示されたクロスバン ギア コンセプトとはいくつかの点で異なるようです。

 たとえば、意匠登録されたものにはホイールのデザインが含まれておらず、Cピラー付近のデザインも簡素化されています。また、インテリアについては完全に不透明です。

 ただ、逆に言えばそれ以外はクロスバン ギア コンセプトそのものであり、最大の特徴とも言える大開口ドアもそのまま再現されているようです。

 こうした点を総合すると、近い将来にクロスバン ギア コンセプトの市販モデルが登場する可能性はじゅうぶんにあると言えそうです。

※ ※ ※

 多くのユーザーからの注目を集めたクロスバン ギア コンセプトです。

 市販化の可能性について、ジャパン・モビリティ・ショー2023でトヨタ車体の担当者は「反響次第では市販化に向けてトヨタ自動車に提案するかもしれません」と話していました。

 実際に発売されれば大きな話題を呼ぶモデルとなることは確実であるだけに、今後の続報が待たれます。

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