1000万円超えた!? 三菱が「最後のランサーエボリューション」販売! 特別な「エボX」に驚愕! 即“完売”の「激レアランエボ」に大反響
くるまのニュース / 2024年4月18日 20時10分
三菱が「オートモビルカウンシル2024」で展示販売した「ランサーエボリューション ファイナル エディション」について、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。
■1000万円超えの「ランエボ」最終が2台登場
三菱自動車工業(以下三菱)は2024年4月12日から3日間開催された自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」(オートモビルカウンシル2024)に出展しました。
同社のブースでは、「ランサーエボリューション ファイナルエディション」の中古車が販売され、SNSなどでは話題になっています。
三菱のブースでは今回、「モータースポーツへの挑戦の歴史」をテーマにWRC(FIA世界ラリー選手権)やパリ=ダカールラリーなど、レースシーンでの功績を紹介するとともに、参戦車両を展示しています。
また、3月に逝去したラリードライバーの篠塚 建次郎氏の活躍をまとめた展示とともに、追悼のメッセージも掲出されています。
こうした展示とともに中古車の展示販売も行われ、4ドアスポーツカー「ランサーエボリューション」(以下ランエボ)シリーズの生産終了を記念するモデルとして2015年8月に発売された特別仕様車 ファイナルエディションが出品されました。
ファイナルエディションは、2008年に登場したシリーズ10代目モデルのランエボX(ランサーエボリューションX)の「GSR」グレードをベースに、パフォーマンスの向上と特別感のある内外装を装備し、シリーズの締めくくりとなる貴重なモデルです。
エンジンはランエボXで初採用された2リッター直列4気筒DOHCターボ「4B11」型で同一ですが、最高出力は313馬力・最大トルク429Nmへと出力向上を図り、シリーズでは最強スペックとなっています。
また、ビルシュタイン製ショックアブソーバー×アイバッハ製スプリングやブレンボ製強化ブレーキなどを含んだ「ハイパフォーマンスパッケージ」を標準装備し、走行性能の向上が図られています。
エクステリアでは専用ダーククロームメッキグリルやグロスブラックのバンパーセンター、エアアウトレット、専用トランクエンブレム、ダーク塗装の専用BBS製ホイールなどが採用されました。ボディカラーはブラックルーフの2トーンカラーを設定しています。
インテリアでは、1000台限定のシリアルナンバープレートやマルチインフォメーションディスプレイのオープニング画面に「Final Edition」の演出が加わったほか、シートやステアリング、コンソールなどにレッドのステッチが施されました。
当時の新車価格は429万8400円です。
今回販売された中古車は「チタニウムグレー」にブラックマイカルーフの2トーンが選択された個体で、新車の2倍以上となる1025万円のプライスを掲げたものの、開催初日の4月12日午前に成約となっています。
三菱の担当者によると、「3日間での展示で注目を集められたらと考えていましたが、開幕から1時間を待たずに売約となりました」といい、収益の一部は1月に発生した能登半島地震の義援金に充てられるとしています。
その後、最終日の14日には、同じファイナルエディションのうち「レッドメタリック」の別個体が展示販売され、こちらは1100万円に設定されていました。
これについて、SNSなどではランエボファンを中心に大きな話題となっており、さまざまなコメントが投稿されています。
「すげぇ…ランエボXファイナルED」「超かっけー!」など、実際に来場したとみられるユーザーからは貴重なモデルの価値を改めて認識する感想が聞かれました。
また、「価格がエグい」「ランエボ1000万超!」「ランエボXのファイナルエディションが1100万円だとぉ!」「まさかの1000万円越えでランエボも買えない値段になっててびっくりしました」など、価格について驚いた人が多いようです。
その一方で、「でも、被災地支援なら仕方ないか」「まあファイナルだし義援金になるなら全然いいんじゃね」など、チャリティーの側面を持った特別な販売であることに納得するコメントも見られました。
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