街で見かけるダイハツ車たちがサーキットを攻める!「D-SPORT & DAIHATSU Challenge Cup 2024」に密着してみた
くるまのニュース / 2024年4月19日 8時40分
富士スピードウェイショートコースにて「D-SPORT & DAIHATSU Challenge Cup 2024」が開催されました。春らしい快晴のなか、新旧さまざまなダイハツ車が集まって、1日走行を楽しんだ模様をお伝えします。
■今年も開催!「D-SPORT Cup&ダイチャレ2024」の会場は大盛り上がり
2024年4月14日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)のショートコースにて「D-SPORT Cup」「DAIHATSU Challenge Cup」が開催されました。
本イベントはモビリティビジネスのグローバル商社であるSPKとダイハツがタッグを組み「モータースポーツを起点としたモノづくり・コトづくり」の一環として催されたもので、ダイハツ車(OEM車両を含む)ユーザーであれば誰でも参加可能な走行会イベントです。
ダイハツはかつて、エントリーのモータースポーツ活動として「ダイハツチャレンジカップ(通称ダイチャレ)」を開催していましたが、2009年を最後にモータースポーツ活動から撤退するタイミングに合わせて終了していました。その後、SPKが主催する「D-SPORT Cup」と共催というかたちで2022年に復活を果たし、それ以降定期的に開催されています。
■エントリーは67枠の大盛況!
イベントは車種やレベル別に6つのクラスに分けられ、午前中に練習走行が35分、午後はタイムアタック走行15分×2回の走行枠が設けられました。
「D-SPORT & DAIHATSU Challenge Cup 2024」参加者で集合写真
さらに、インストラクターによる初心者向け講習や走行アドバイスなども実施されたほか、完走すると「JAF 国内Bライセンス」を取得する権利を付与。参加者が1日たっぷり走行できる魅力的なイベントです。
当日は快晴のもと、ダブルエントリーも含めて67枠もの参加者が集まる盛況ぶり。そのなかで、今回初めて参加したという20代のダイハツオーナー3人に、イベントに参加した感想を聞きました。
■まさかのムーブラテ MT仕様!?
「ばななしぇいくらて」さんのムーブラテ ターボは、父親が新車で購入した個体を、自身が免許を取った際に譲り受けたとのこと。それ以降、なんと5速MTへ載せ替えをして公認取得、さらにエンジンチューンを実施して“ガチ”の走り仕様に仕上げたマシンとなっています。
「ばななしぇいくらて」さんのムーブラテ ターボ
足回りやブレーキパッドなどはショップに協力してもらったそうで、同じ世代のダイハツ車であればシャシーの共通パーツも多いので、部品に困ることはないとのことです。午後のタイムアタックでは、ボーナスで奮発して導入したという国産ハイグリップタイヤを履いて39秒台に入り、見事ターボクラスの2位を獲得しました。
「ダイハツさんは最近いろいろあって、メーカーとしては少し雰囲気が盛り下がっているかもしれません。でも、こうやって新車で購入したダイハツ車で、クルマや走りを楽しんでいる人がいることを、ダイハツで働く皆さんに伝わればいいなと思って参加しました」と話してくれました。
■ミラ トコットで初めてのサーキット走行を体験
兵庫県から友人と一緒に、ミラ トコットで参加した「マーサT」さん。もともとモータースポーツに興味があり、今までグランツーリスモやカートで経験を積んできたそうですが、サーキットを走るのは今回が初めて。このイベントは初心者でも歓迎していると知り、親御さんが乗っていた車両を譲り受けたのをきっかけに参加したとのことです。
「マーサT」さん(右)のミラ トコット
「このミラ トコットはサスペンションもタイヤも完全にノーマルで、内装だけ純正アクセサリーのフルオプション装着になっています(笑)。初めてのサーキット走行なのですが、とても楽しいです! サスペンションが柔らかくロールが大きいので1コーナーでちょっと横転しそうかなと感じつつ、走りながら楽しさが勝っています」とうれしそうにインタビューに応じてくれました。
足回りがソフトなノーマル車両で、かつ初めてのサーキット走行とは思えないほど、丁寧で滑らかなブレーキングとステアワークで、終始安定したタイムで周回を続けていました。
■2台目に買い替えたコペンはめったに見ない超希少グレード!
当日朝3時(!)に起きて富士スピードウェイに駆け付けたのは、初代コペンで参加した「群馬のコぺリン」さん。このコペンは取り外し式の樹脂製ルーフを備えている「ディタッチャブルトップ」と呼ばれる、コペンの大きな特長である電動開閉式の「アクティブトップ」機構を持たない軽量仕様で、生産台数もごくわずかな希少グレードです。
「群馬のコぺリン」さんのコペン ディタッチャブルトップ仕様
コペンは屋根をクローズドにすると見た目以上にラゲッジスペースが広いことで知られていますが、このグレードは電動開閉機構がないことでさらに広く、タイヤも楽に搭載できてしまうそうです。
「この個体は以前もサーキット走行で使われていた車両で、私で3オーナー目です。以前は、同じ初代コペンの4ATモデルに乗っていたのですが、サーキット走行に目覚めてMT車への乗り換えを検討していた時に、この個体と会いました。ATから比べるとより走りが楽しいですし、ガツン!と後ろから押される加速感を味わうことができます。周りが同じ車種で、クラス分けもされているので、テクニックに集中しながら走行できるのがいいですね」と話してくれました。
たっぷり1日の走行時間が終了したあと、部門ごとに表彰式がおこなわれました。その後は、最後のイベントとして富士スピードウェイの本コースに移動して、参加した車両たちみんなでパレードランをおこない、大盛況の中、本大会は無事終了しました。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
SUVでも参加OK! コスパ最高の”価値あり”イベント「マツダ スピリットレーシング ジムカーナ エクスペリエンス」を体験
くるまのニュース / 2024年7月6日 22時10分
-
「Supra Summer Festival」歴代スープラ乗り比べイベント 第2弾は大幅にパワーアップ!
PR TIMES / 2024年6月18日 15時45分
-
「TOYOTA GAZOO Racing」と「富士スピードウェイホテル」のコラボ第二弾!世界に100台しか存在しない激レア車両の試乗も実現
PR TIMES / 2024年6月11日 12時0分
-
岡山国際サーキットでプロの技を体感! TOYO TIRESの走行会に潜入
レスポンス / 2024年6月9日 14時0分
-
スポーツ性能が光る! TOYO TIRESのプロクセスシリーズを装着したエントリー車両が大集合
レスポンス / 2024年6月9日 10時0分
ランキング
-
1「ぐっすり眠れない人」今すぐ摂るべき5つの食材 「眠りを誘うホルモン」が睡眠の質を高める
東洋経済オンライン / 2024年7月6日 21時0分
-
2日産新型「セレナ“ミニ”」登場は? シエンタ&フリード対抗の「小型ミニバン」は? 実はあった「小さな3列車」 ユーザーの声いかに
くるまのニュース / 2024年7月6日 7時40分
-
3「二重あご」になっちゃう理由 実は肥満だけじゃない 原因&改善法を美容外科医が解説
オトナンサー / 2024年7月7日 7時10分
-
4何もしてないのに「バッテリー上がり」した! 真夏の「突然のトラブル」どう防ぐ? いつか起こり得る「エンジンかからない」どう対処するのがOKか
くるまのニュース / 2024年7月6日 18時10分
-
5「方言がかわいいと思う都道府県」ランキング! 2位「京都府」、1位は?
オールアバウト / 2024年7月6日 21時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください