ホンダ「新型ミニバン」! 斬新「対面シート」&窓なしテールの「次期型オデッセイ」!? “超開放空間”実現の「スペースハブ」実現性は?
くるまのニュース / 2024年4月26日 10時10分
ホンダは、2024年1月にアメリカで開催された世界最大級のIT見本市となるCESにおいて、「0シリーズ」を発表。セダンの新型「SALOON(サルーン)」と、ミニバンの新型「SPACE-HUB(スペースハブ)」を公開しました。この内SPACE-HUBの市販車は未定だといいますが、実現性はあるのでしょうか。
■ホンダ「スペースハブ」の実現性は?
ホンダは、2024年1月にアメリカで開催された世界最大級のIT見本市となるCESにおいて、次世代の新たなグローバルEV「0シリーズ」を発表しました。
ホンダの伝統となるMM思想(人のためのスペースを最大に、メカニズムのスペースを最小に)をベースに、「THIN(薄い)」「LIGHT(軽い)」「WISE(賢い)」をキーワードにして生まれました。
お披露目されたのはセダンの新型「SALOON(サルーン)」と、ミニバンの新型「SPACE-HUB(スペースハブ)」の2台。2026年の北米の発売を皮切りに、日本、アジア、欧州、アフリカ・中東、南米とグローバルへの展開を予定しています。
ただし、セダンであるSALOONは量産が決まっているけれど、ミニバンのSPACE-HUBは未定とか。
とはいえ、SPACE-HUBは、背の低いミニバン、つまり「オデッセイ」を彷彿とさせるモデルです。
北米や欧州ではミニバンの人気が低いものの、日本やアジア、アセアンでは一定の人気がありますから、グローバルモデルとしてなら、ミニバンであるSPACE-HUBの可能性があるのではないでしょうか。
そんなSPACE-HUBは、どんなクルマなのでしょうか。コンセプトカーからわかるところをピックアップしてみましょう。
SPACE-HUBのコンセプトは「人々の暮らしの拡張」です。「ユーザーの創造性を刺激し、暮らしの可能性を広げるモビリティ。ユーザーの“やりたい”に即座に答える自由な空間は、人と人、人と社会をつなぐハブとなり、共感や共鳴を生み出します」とCESでは説明されていました。
ミニバンだけど、MM思想なので、背はそれほど高くないように見えます。また、シートは3列ですが、コンセプトカーは2列目が後ろ向きになっていました。
ルーフは2列目の上までガラス。3列目以降は室内天井にディスプレイがあり、そこに屋外の風景を表示します。
まるで全面ガラス張りのような解放感を実現しているのです。さらに自動運転が可能で、自動運転中はステアリングが収納できるようになっていました。
2020年代後半に次世代の運転支援システムが導入されるという説明もありました。その内容は、自動運転領域の拡大であり、一般公道でのハンズオフも可能と言います。
技術的には、EV専用プラットフォーム、ソフトウェアプラットフォーム(ビークルOS)を組み合わせた、専用のE&Eアーキテクチャを使っているのが特徴となります。
そして、何よりも大きな特徴は、その斬新なデザインです。シンプルでありながらも、独創的であるというのが0シリーズの共通の特徴です。
大胆なプロポーションとデザインの中に、ホンダの最先端の技術をぎゅっと詰め込んでいるのが、2台のコンセプトカーを見るだけで伝わってきます。
ちなみに、今回、紹介されたのはセダンのSALOONとミニバンのSPACE-HUBの2台だけでしたが、原点や始点をイメージするような名称の“0”シリーズと呼ぶだけに、他にも数多くのモデルが発売されるようです。そうやって0シリーズが増えていけば、当然、「ミニバンが欲しい」というニーズも生まれてくることでしょう。
そのときになってようやくSPACE-HUBの出番がやってきます。
つまり、先に導入されるSALOONの売れ行きが重要なポイントとなるということ。先行するSALOONが売れれば、SPACE-HUBの登場の可能性が高まるというわけです。まずは2026年に登場する「0シリーズ」の先頭バッターに期待しましょう。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
斬新「超コンパクト“タクシー”」!? まさかの“アルファロメオ製”! 全長4m級ボディに3列&スライドドアを詰め込んだ「NYタクシー」とは
くるまのニュース / 2024年7月5日 22時10分
-
ホンダ「“2列6人乗り”ミニバン」がスゴイ! 「前列に3人座れる」斬新シート&“全長4.3m”の小柄ボディ! めちゃ“クセ強”な「エディックス」とは?
くるまのニュース / 2024年7月4日 12時50分
-
トヨタ 新型アルファードの内装を写真で紹介! 高級感のある内装の特徴や荷室サイズなども解説
MōTA / 2024年7月2日 13時0分
-
ホンダ社長が語る「2040年脱エンジン」の行程表 ホンダならではの魅力的なBEVを実現できるか
東洋経済オンライン / 2024年6月28日 13時0分
-
ホンダ次期「オデッセイ?! ステップワゴン?!」 新型「ミニバン」公開に大反響! 斬新シート&窓なしリアデザイン! 超広い車内に「住んでみたい」の声も 市販化は?
くるまのニュース / 2024年6月7日 11時50分
ランキング
-
1「ぐっすり眠れない人」今すぐ摂るべき5つの食材 「眠りを誘うホルモン」が睡眠の質を高める
東洋経済オンライン / 2024年7月6日 21時0分
-
2何もしてないのに「バッテリー上がり」した! 真夏の「突然のトラブル」どう防ぐ? いつか起こり得る「エンジンかからない」どう対処するのがOKか
くるまのニュース / 2024年7月6日 18時10分
-
3日産新型「セレナ“ミニ”」登場は? シエンタ&フリード対抗の「小型ミニバン」は? 実はあった「小さな3列車」 ユーザーの声いかに
くるまのニュース / 2024年7月6日 7時40分
-
4ワークマンの「暑い日に履きたい、通気性抜群のシューズ」3選 980円の「ボーンサンダル」はカワイイ&歩きやすい
Fav-Log by ITmedia / 2024年7月4日 5時55分
-
5値上げラッシュに打ち勝つ!電気&ガス代が家計を圧迫「夏の光熱費節約」プロ技10
週刊女性PRIME / 2024年7月6日 11時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください