トヨタ新型「ランクル250」が発売! 15年ぶりに全面刷新で原点回帰!販売店の反響は?
くるまのニュース / 2024年5月27日 6時10分
トヨタは新型「ランドクルーザー250」を2024年4月18日に発売しました。トヨタ販売店にはどのような反響が届いているのでしょうか。
■15年ぶりのフルモデルチェンジで原点回帰
2024年4月18日、トヨタ「ランドクルーザー」から「250」シリーズが発売されました。
同じ系統の「プラド(150系)」から15年ぶりのフルモデルチェンジとなり注目されますが、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
ランドクルーザーは、1951年に発売した四輪駆動車「トヨタ BJ型」からの長い歴史をもちます。
進化の過程で「ランドクルーザー」へと名称を変え、さらに3系統へ分化してきました。
「トヨタ BJ型」を引き継いだのは、ヘビーデューティーモデルのランドクルーザー「70」です。
一方で、フラッグシップモデルとして「300」が登場し、日常使いに適したライトデューティーモデルの「プラド」も展開されました。
この「プラド」が発売されたのは2009年です。発売後、代を重ねるごとに進化してきましたが、プラドが位置するライトフーティモデルを原点回帰すべく、今回「250」シリーズが発売されました。
ランドクルーザー250では、ランドクルーザー300と同じ強固なGA-Fプラットフォームを採用しています。これにより、フレーム剛性が50%、車両全体の剛性が30%向上しました。
加えて、ランドクルーザー初となる電動パワーステアリング(EPS)と、スイッチ操作でフロントスタビライザーのロックが切り替えられるSDMを搭載し、悪路のみならずオンロードも含めた走りやすさを追求しています。
また、国内仕様のパワートレインは、2.8L直噴ターボディーゼルエンジン+Direct Shift-8ATと、2.7Lガソリンエンジン+6 Super ECTが用意されています。
ボディサイズは全長4925mm、全幅1980mmですが、ドアミラー含む実用全幅値が2115mmにとどまり扱いやすさにも配慮があります。
シートは、3列シート7人乗りと2列シート5人乗りの2タイプが設定されています。さらに、6対4分割セカンドシート使用時でも408Lと大容量なラゲージスペースが確保されています。
内装、外装ともに伝統とモダンを統合したデザインにより質実剛健なスタイルを実現し、さらに、仮に壊れても修理しやすい設計が各所に採用されています。
ディーゼルエンジン車では、オフローダーらしさを追求した最上位モデル「ZX」と、ミドルモデルの「VX」、さらにエントリーモデルとして「GX」の3種のグレードが展開されています。ガソリン車では、「VX」のみが設定されています。
■ランクル250に対する販売店への反響は?
関東圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「発表してからすぐに多くのお問い合わせをいただきました。特にもともとランドクルーザープラドに乗っていた人からのお問い合わせが多いです。
お客様からはデザイン面の評価を多くいただいています。『今までの丸みを帯びたデザインから少し無骨になってかっこいい』という声が出てきています。
一方で、プラドに比べてボディサイズが大きくなり、幅も広がったことで『駐車場に入れるのが厳しくなった』という声も出てきています。
すでに250を契約しているユーザーには日常的に使いたいだけでなく、アウトドア用の人も多くいらっしゃいます。アウトドアユースで使う人は、ヒッチメンバーのオプションをつけることもあります。
また、7対3くらいの割合でディーゼル車のほうが人気がある印象です。
ディーゼルのほうがパワーが強く、『ランドクルーザーといえばディーゼル車』というイメージを持つ人も多いようです。
ただし、ガソリン車と比べてディーゼル車は振動と音が出てしまうので、そういった部分が気になる人や『とにかくランクルのデザインが好き』といった人はガソリン車を選んでいます」
ココが開くの良いよね!
関西圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「発表をしてから非常に多くのお問い合わせをいただきましたが、現在は注文ができない状況になっております。
以前ランドクルーザープラドに乗っていた人だけでなく、本格派のSUVが好きな人からお問合せを多くいただきました。
プラドの丸みを帯びたデザインが好きな人もいらっしゃいましたが、角ばった新しいデザインについても、とても良い反応をいただいております。
普段用で乗る人が多い車種ではありますが、やはりアウトドア需要も高いため、車中泊用のオプションを注文している人もいました。
ディーゼル車のほうが人気はありますが、結果的に注文数としてはガソリン車と半々ぐらいになっております」
※ ※ ※
ランドクルーザー250の価格(消費税込)は、ディーゼル車が520万円から735万円(消費税込)、ガソリン車が545万円です。
250発売記念として、限定8000台の特別仕様車「First Edition」も590万円から785万円で登場しました。
また、納期は1年から2年ほどかかるとのことです。
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