ホンダの「V8スポーツカー」がカッコイイ! 500馬力超えの「FRマシン」は“NSX後継”のウワサも!? 再注目される「HSV-010」とは
くるまのニュース / 2024年5月23日 14時50分
ホンダ「NSX」には初代と2代目が存在しますが、その間に「後継車」と目されたスポーツカーの開発が進められていました。そのひとつ「アキュラ アドバンスド スポーツカー コンセプト/ホンダ HSV-010」に対し、ホンダファンから様々な声が寄せられているようです。
■「NSX」後継車がV10搭載のフロントエンジン車となる世界線もあった!?
ホンダのスーパースポーツ「NSX」には、初代と2代目が存在しますが、その間に「後継車」と目されたスポーツカーがいくつか開発されていました。
そのひとつである「アキュラ アドバンスド スポーツカー コンセプト/ホンダ HSV-010」に対し、SNSなどで再び密かな盛り上がりをみせています。どのような声が集まっているのでしょうか。
NSXは、日本初の本格的なスーパースポーツカーとして1989年に誕生。1990年から2005年に販売されました。
その7年後となる2012年には、デトロイトショーでホンダ「NSXコンセプト」が公開され、2015年には市販型を2代目NSXとして発表。北米では2016年から、日本では2017年から発売されましたが、2022年で販売を終えています。
初代と2代目の間にはブランクがありますが、その間にも後継になる可能性があったクルマがありました。
まずひとつめが、2003年の東京モーターショーに展示されたコンセプトカー「HSC」です。
NSXと同様にエンジンをミッドシップに搭載したスポーツカーで、デザインや排気量、サイズなどから「NSXの後継車」と噂されるにふさわしい内容を持っていました。
一方2005年には、もうひとつのNSX後継モデルとして、2007年の北米デトロイトショーに「アキュラ アドバンスド スポーツカー コンセプト(Acura Advanced Sports Car Concept)」を出展しています。
巨大な5リッターV型10気筒をフロントに搭載するため、ボディはアメリカンなロングノーズのスタイルを採用。
後輪駆動をベースとしたSH-AWD(Super Handling All-Wheel Drive:四輪駆動力自在制御システム)を採用するなど、V6エンジンのミッドシップカーだったNSXやHSCとは大きく設計思想が異なっていました。
当初2010年の市販を目指すと宣言していましたが、その後のリーマンショックによる世界的な金融危機の影響を理由に、2008年に開発中止を発表しています。
ところがこのアドバンスド スポーツカー コンセプトは、国内最高峰の自動車レース「SUPER GT」の参戦マシン「HSV-010 GT」としてよみがえり、それまでの初代NSX(NSX-GT)に代わり採用されたことで、ホンダファンを驚かせました。
一度も市販されていないプロトタイプモデルがSUPER GTに登場するのは、非常に珍しい例といえます。
レースマシンHSV-010 GTは、最高出力500ps以上という3.4リッターV型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、後輪を駆動します。
レースシーンでは、甲高い独特のサウンドが人気を集めていましたが、SUPER GTが参戦エンジンを2リッター直列4気筒ターボエンジンのみに制限するレギュレーション変更を実施した2014年からは、ホンダのマシンは2代目NSXの源流となるミッドシップモデル「NSX CONCEPT-GT」に交代しています。
※ ※ ※
そんな幻のスーパースポーツカー、アキュラ アドバンスド スポーツカー コンセプト/ホンダ HSV-010に対し、SNSなどには様々な声が寄せられています。
多かったのは「V10サウンド聞きたかった!」「リーマンショックさえなければ出てたはず」「ニュル(編集部注記:ドイツのサーキット「ニュルブルクリンク」)で盛んにテストしてたようだから、てっきり発売するものと思ってた」など、市販化されなかったことを惜しむ声でした。
また「デビューしてたらきっとNSXとは別の名前になっていたのでは」「ミッドシップからフロントエンジンに大変身っていうのが、良くも悪くもホンダらしい大胆さ」といったコメントも。
ともあれ、当時のホンダファンを大いにやきもきさせた1台であることは間違いなさそうです。
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