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クルマのドアに装着された「謎のバイザー」どんな機能!? 「付いてないクルマ」と何が違う? 気になる「効果」や取り付け方法とは

くるまのニュース / 2024年5月22日 11時10分

クルマのドアや車体の上部に、「庇(ひさし)」のようなパーツが取り付けられているのをよく見かけます。このパーツは一体どのような機能を持っているのでしょうか。

■「謎のパーツ」は縁の下の力持ち!?

 街を走っているクルマをよく見ると、窓やドアの上部に「庇(ひさし)」のような“謎のパーツ”が装着されたモデルを多く見かけます。
 
 これは一体なんという名称のパーツで、どのように役立つものなのでしょうか。

 先述のように、サイドウインドウにかぶさるような形でドアに取り付けられたこのパーツの正式名称は、「ドアバイザー」。

 人によっては短略して「バイザー」と呼ぶこともあります。

 ドアバイザーは、家屋のひさしと同様に「雨水を除ける」ために装着されており、これのおかげで雨天時でもサイドウインドウを少し開けて、車内の空気を入れ替えることが可能になっています。

 これがドアバイザーを装備していないクルマであれば、窓をわずかに開けただけでも隙間から雨水が入ってくるでしょう。

 またドアバイザーは晴天時でも役に立ち、クルマが停止していれば小さなゴミやホコリの侵入を防ぐ効果もあります。

 このような機能から、車内の換気を重視するユーザーや、雨の日に窓を開けてタバコを吸う習慣のある人にとってドアバイザーは必須ともいえるアイテムになっているのです。

 そんなドアバイザーですが、基本的には新車を購入する際にオプションとして購入されることが多く、ゆえにクルマに取り付けられた状態で納車されることが一般的です。

 ドアバイザーの価格はメーカーや製品によって違いはありますが、おおよそフロント・リア用の左右4枚セットで約2万円前後といったところで、他のオプションとセットになっているお得なパッケージが設けられていることもあります。

■自車に「ドアバイザー」付いていなかったらどうする?

 ドアバイザーの機能や価格は分かりましたが、では中古車を購入した際にドアバイザーが付いていなかったケースや、新車購入時にドアバイザーを購入しなかった場合は、後から取り付けることは可能なのでしょうか。

 換気性能に優れた高機能な「ベンチレーテッドバイザー」もある 換気性能に優れた高機能な「ベンチレーテッドバイザー」もある

 結論から言えば、ドアバイザーは新車購入時に装着していなかったとしても、後から注文して装着することが可能です。

 同様に、たとえ中古車であったとしても正規ディーラーや自動車販売店に相談すれば、多くの場合は純正パーツを取り寄せて装着してくれます(在庫状況や店舗の都合によっては不可の場合もあります)。

 また、メーカー純正品のドアバイザーにこだわらないのであれば、社外品パーツをカー用品店やインターネットショップなどで探して購入するのもひとつの方法。

 社外品のドアバイザーは純正パーツより安い場合もあれば、高品質・高性能のものだと純正パーツと大差ない価格設定のものも存在しますので、予算や希望内容によってどのパーツを購入するかを決めると良いでしょう。

 そしてドアバイザーの取り付けですが、一般的なカー用品店に依頼すれば、数千円の工賃で取り付けることが可能です。

 ただし「持ち込みパーツ」の場合は断られる店舗もありますので、事前に電話などで相談しておくことでトラブルにならずスムーズに作業が進むでしょう。

 また機械いじりや工作の得意な人、さらに「工賃がもったいない!」という人は、DIYで取り付けることも可能です。

 ドアバイザーの取り付けはそこまで複雑な構造ではなく、両面テープと固定用のビスで行うのが一般的。

 慣れていない場合は多少時間がかかるものの、落ち着いて作業すれば決して難しいものではありませんので、思い切ってチャレンジしてみるのも良い経験になるでしょう。

※ ※ ※

 このように、ドアバイザーは装着していなかったとしても走行自体には影響ありませんが、雨天時は重宝される役立ちアイテムです。

 もし現在乗っているクルマに装着していないという人は、一度装着して効果を体感してみるのも良いかもしれません。

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