日産「スペシャルティカー」登場! 1340万円の“2ドア”クーペ!? ほぼ新車の希少シルビアとは
くるまのニュース / 2024年5月24日 12時10分
シルビアは、スポーツカーファンにとっては知らない人はいないモデルでしょう。そんなシルビアが1340万円で中古車サイトに登場しています。どのような特徴があるモデルなのでしょうか。
■手間暇かけてレストアし新車同様の状態に復元
日産「シルビア」が、1340万円で中古車サイトに登場しています。
どのような特徴があるモデルなのでしょうか。
シルビアは、スポーツカーファンにとっては知らない人はいないモデルでしょう。
現代のファンにとって人気かつ有名な型は、S13型(5代目・1988年)から最終モデルのS15型(7代目・1999年)。
ラインアップの中に、後輪駆動(FR)+5速or6速マニュアルギア+ターボエンジンというものがありました。
このパッケージングが走り屋のハートをキャッチし、スポーツ走行やドリフト走行に用いられるようになります。
また、クルマ系漫画の金字塔「頭文字D」にも主要キャラクターの愛車に選ばれました。
ちなみにS15型は生産終了してからかなりの時間が経過していますが、ドリフト競技のベース車両としていまだに第一線で活躍しています。
中古車市場でも価格が高騰しており、現在確認できる個体の最高額は715万円。
いわゆる「25年ルール」によりアメリカへの輸出も可能になったことから、今後も価格高騰が予測されます。
しかし、中古車サイトでシルビアを検索すると、S15型よりも高い個体が出品されていました。
その価格は1340万円とS15型の倍以上です。
出品されていた個体は「CPS311型」。
1964年の「東京モーターショー」で発表され、翌65年4月に発売された初代シルビアです。
ギリシャ神話に登場する美しい女神が車名の由来。「フェアレディ(ダットサン スポーツ1600)」のエンジンとシャシーをベースに開発されました。
直線を基調に継ぎ目の少ないボディデザイン、クロームメッキのグリル・バンパー・ホイール、革貼りの内装が、車名どおりの佇まいを実現しています。
今回紹介する個体を出品したのは、兵庫県の「Jericho」。担当者に車の特徴を直接伺うことができました。
ユーザーから譲り受けた車両とのことで、車両の状態については次のように話しています。
「レストアをしたため新車のような状態にしております。
是非実物を見ていただきたい。言葉では言い表せないほど素晴らしいクルマです。
車体には販売当時の雰囲気を感じられるステッカーを貼っており、古き良き時代を体感していただける1台となっております」
車体が高額になった理由については、レストアにかなりの手間がかかったとのこと。
「昔のクルマなので、パーツを集めるために手間と時間、そしてコストを要したためにこのような金額になりました。
昭和のクルマを新車同様に仕上げたところがポイントです。電動エアコンも装備しています」
※ ※ ※
このシルビアは、1965年3月〜1968年6月までに550台ほどしか生産がされなかったといいます。
現在販売するとすれば「限定車」と銘打っても良い生産台数。ただでさえ希少な車といって間違いありません。
販売当時の価格は、日産の高級車「セドリック」を超える120万円に設定されていたようです。若者が憧れる高嶺の花という存在で、2ドアクーペの草分けともなりました。
このシルビアを「青春の車」と捉えている人もいることでしょう。このシルビアに乗れば、まるでタイムスリップしたかのように、当時の景色が匂いごと蘇るのでは無いでしょうか。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日産「“2ドア”ハコスカGT-R」実車展示に大反響! 「極上個体」の値段に議論勃発!? 今「いくら」で買える?
くるまのニュース / 2024年6月15日 10時10分
-
破格の1800万円「スカイラインGTS-R」納得の理由 800台限定の希少車、GT-Rを名乗れなかった1台
東洋経済オンライン / 2024年6月9日 7時20分
-
「めちゃ速えぇぇぇ!」 最速は0-100キロ加速“2秒台”の爆速モデル! 外車も逃げ出す「驚異的な加速力」の国産スポーツカー3選
くるまのニュース / 2024年6月7日 12時50分
-
衝撃の日産「2シーター”スポーツ”」登場! オシャグリーンの「フェアレディZ」が約1500万円!? 英国で落札された「240Z(改)」の正体とは
くるまのニュース / 2024年5月27日 11時50分
-
ホンダ「“2シーター”軽量スポーツカー」登場! 鮮烈レッド&MT採用の超スポーティ仕様! 約35年前の「CR-X」米で高額落札
くるまのニュース / 2024年5月18日 7時40分
ランキング
-
1ダウン症児を虐待、私の愚行から考える偏見の真因 不寛容な日本社会の根底にあるのは「無知」
東洋経済オンライン / 2024年6月16日 12時0分
-
2自転車「逆走」が招く重大事故 ドライバーには「一時停止無視のママチャリ」も恐怖
NEWSポストセブン / 2024年6月16日 16時15分
-
3ヤンキー座りできない人、急増中…腰痛、むくみ、血行不良…足首が硬いと起きる見過ごせない不調とは
集英社オンライン / 2024年6月16日 10時0分
-
4BMWが誇る「M」を冠するスーパーバイクの実力 雨の「もてぎ」で元GPライダー先導で試乗した
東洋経済オンライン / 2024年6月16日 8時20分
-
5日産「新型“高級”ノート」初公開! 「オシャブルー」内装&斬新グリル採用! 史上初の超豪華仕様「オーラ“AUTECH”」24年7月に発売へ
くるまのニュース / 2024年6月13日 15時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください