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クルマの「ボディカラー」変更したい! どんな方法がある?「全塗装」や「ラッピング」の費用や“必要な期間”について詳しく解説!

くるまのニュース / 2024年5月31日 20時10分

愛車のボディカラーを変更したい場合、どのくらいの費用が必要になるのでしょうか。「全塗装」や「ラッピング」などの方法による価格の違いや注意点について解説します。

■クルマの「ボディカラー」を変更する費用は?

 もし、気分転換やリフレッシュのために愛車のボディカラーを変更したい場合、どのくらいの費用が必要になるのでしょうか。
 
 また最近では「ラッピング」で愛車の外装色を変えたという話も聞きますが、塗装するより安く済むのかも気になるところです。
 
 記事では、全塗装やラッピングの費用や詳細について解説します。

 まずは塗装してボディカラーを変更するケースについて見てみましょう。

 オールペイント(以下「オールペン」)、いわゆる全塗装という方式には、パーツを外さずに別の色に変更する簡易式オールペンのほか、一部のパーツを分解して行う方式、さらに全てのパーツを分解して細部まで塗り直す完全オールペン(通称「全バラ」)があります。

 簡易式オールペンの場合、費用は10~30万円が相場となり、業者によっては思いのほか安いことも。

 施工期間は塗装工場の忙しさにも左右されますが、2~3週間ほど見れば良いでしょう。

 この簡易式オールペンは、パーツを外さずマスキングを施して塗装するため、業者側の手間が少なく、その分コストも安く抑えられます。

 一方で、開閉部の裏側など細かい部分までは塗装できないこともあるので、青色のボディを赤にするなど全く違うカラーに塗る場合、細部は色がチグハグになってしまう可能性も把握しておきましょう。

 次に解説するのが、最も一般的な“一部のパーツを分解して塗装する”方式です。

 その費用は40~60万円で、施工期間も1ヶ月ほどと、簡易式よりも高く長期間にはなりますが、「ここは塗ってほしい」「ここはそのままでも大丈夫」など、要望に応じた塗装を施してもらえることは大きな魅力です。

 そして最も高額なのが、細部までしっかり塗装する完全オールペン。

 費用は80~100万円と高額で、塗装にかかる時間も一般的に1ヶ月以上にのぼります。

 パーツの裏側まで全て新しいボディカラーに塗ることができ、品質も高いのが特徴ですが、その一方で組み直す際のミスが発生するなど、部品を全て分解するゆえのトラブルが起こる可能性もあるようです。

 また、すべての方式のオールペンに共通することですが、全塗装をする前のクルマのボディに塗装の剥げやクリア欠け、凹みがある場合、該当箇所を事前に補修する手間がかかるため、その分費用が高くなります。

■「フルラッピング」という選択も!?

 ボディカラーを変えたい場合、全塗装以外に「カーラッピング」も選択肢のひとつです。

クルマの塗装のイメージクルマの塗装のイメージ

 カーラッピングとは、専用フィルムをクルマに貼り付けることで別のカラーに変えたりデザインを施すもので、塗装よりも手軽に行えるほか、剥がせば「元に戻せる」のが何よりのメリット。

 そしてクルマ全体にラッピングを施すことを「フルラッピング」といい、全塗装するのと同じように別の色に変えることが可能です。

 費用の相場はおおよそ50~80万円ですが、クルマのサイズのほかドア開閉部など裏側まで施工するかどうか、またパーツの取り外しが発生するかどうかでも値段が大きく変わります。

 ラッピングは小さなものであればDIYで行うことはできるものの、クルマ一台となるとやはり素人では難しいため、専門の業者に任せるべきでしょう。

※ ※ ※

 このようにクルマに全塗装を行うときの注意点としては、売却時の価格が下がる可能性があります。

 メーカーが施した塗装でないため品質の保証ができないので、買い取り店によっては厳しい査定が出されることも前もって把握しておきましょう。

 もしボディカラーを元に戻す可能性のある人や、何度もカラーリングを変更したいという人は、剥がせば元のカラーに戻せるフルラッピングの方が向いているかもしれませんね。

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