ホンダの「元祖3列ミニバン」に好評価! どこか懐かしい「カクカクデザイン」は女性ウケ抜群!? リアルな「オーナーの声」を聞いてみた
くるまのニュース / 2024年5月27日 16時10分
ホンダのミニバンラインナップの大黒柱を担う「ステップワゴン」。一体どんな特徴を持つクルマなのでしょうか?
■30年近くホンダのミニバン群を牽引する1台
トヨタ「エスティマ」、日産「エルグランド」など、1990年代に各メーカーが新たなジャンルのモデルとしてミニバンを相次いで市場に導入しました。
大人数での乗車が可能で、かつ荷物もたくさん積める利便性などから、新時代のファミリーカーとして大きな人気を集めましたが、その中で特にこのミニバンブームを引っ張っていたのが、ホンダ「ステップワゴン」です。
初代ステップワゴンは1996年5月に、「オデッセイ」や「CR-V」に続き、ユーザーが自らの生活に合わせクルマを思いのままに創造するための道具「クリエイティブ・ムーバー」の第3弾として登場しました。
現行モデルとなる6代目は2022年5月に発売。直線基調なエクステリアが特徴だった初代や2代目に通じるスタイリングへと原点回帰し、シンプルでクリーンなデザインへと生まれ変わりました。
ボディサイズは全長4800-4830mm×全幅1750mm×全高1840-1855mmと、歴代モデル初の全車3ナンバーとなったものの、初代から続くコンセプトを踏襲しています。
空間効率の高い箱型のデザインにより、四角く広々とした室内を確保できるほか、内装デザインなどにも配慮を加え車両の感覚をつかみやすくするなど、運転がしやすいようにも配慮されています。
また床面を低くフラットに設定したことや、3列目シートは跳ね上げではなく床下に格納するタイプとしたことにより、多人数乗車はもちろん、大きな荷物や趣味の道具なども容易に積載することが可能です。
グレードは、クリーンな印象の「エアー」と、カスタム仕様の「スパーダ」の2タイプをラインナップ。
まずエアーのエクステリアは、シンプルながら清潔感のあるコーディネートを採用。細いメッキモールをさりげなく配し、上質感も演出しています。
インテリアは、落ち着いたブラックと明るく温かみのあるグレーから選択できます。
一方、スパーダは凛々しい印象のフロントグリルに加え、各種メタルパーツを配置したことで上質感や力強さを強調。
インテリアはダークトーンカラーでクールにまとめられています。
なお、スパーダには上級仕様として、プレミアムラインも設定されました。
パワートレインは、ホンダ独自の2モーター式ハイブリッドであるe:HEVと、1.5リッター直噴VTECターボエンジンの2種類が用意されています。
また予防安全装備としてホンダセンシングを全車標準装備となっており、ACC(アダプティブクルーズコントロール)が全タイプで渋滞追従機能付きとなるほか、後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、トラフィックジャムアシストも搭載されました。
価格は305万3600円(税込)から391万2700円(税込)です。
※ ※ ※
そんなホンダミニバンの代名詞ともいえるステップワゴンですが、SNSなどでは実際に所有されているユーザーからの、リアルな意見が寄せられています。
「流行のシームレスなデザインでオシャレ」「昔乗っていたステップワゴンの形に似ていて、どこか懐かしい」「無駄な飾りの少ない外観が好きで、飽きが来ず長く所有できそう」と、原点回帰したデザインが好評のようです。
そのデザインは見た目だけではなく「箱型で水平基調なので運転や駐車がしやすい」「クルマの角が分かりやすくて、車両感覚が掴みやすい」など、運転のしやすさにも貢献していることが分かりました。
インテリアでは「初めての3列シート車ですが、シートアレンジが多彩で大活躍しています」「リビングのようなくつろぎ感、落ち着く」「最新型だけど、エアコンはダイアル式なのは調節しやすくて使いやすい」と、利便性や居心地の良さについての声がみられます。
また「街にもアウトドアシーンにも合って、子供女性ウケも抜群です」と、幅広い世代から愛されているのが感じられるコメントも。
その一方で「カッコよさ重視でスパーダを買ったけど、もっとエアーとデザインを差別化して欲しかった」とより迫力あるデザインを求める声や、「旧型から乗り換えたけど、やはりわくわくゲートはつけて欲しかったなあ」など、現行モデルでは無くなってしてしまった機能を惜しむ声もみられました。
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