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“ジムニー顔”の新型「軽SUV」公開!? タフすぎるスズキ新型「スペーシアギア」登場か? スタイル一新した姿とは?

くるまのニュース / 2024年5月28日 6時40分

スズキ新型「スペーシア」のSUV仕様として、新型「スペーシア ギア」の登場が期待されます。どのような姿で登場するのでしょうか。

■新型「スペーシア ギア」どんなモデルになる?

 昨今人気の軽自動車ですが、背が高い「軽スーパーハイトワゴン」というジャンルがとくに支持されています。
 
 トップセールスを誇るのはホンダ「N-BOX」、それに続くのがスズキ「スペーシア」です。

 両車とも2023年に全面刷新して新型モデルが登場。内外装デザインの刷新のほか、機能性・安全性などが向上しました。

 なかでも新型スペーシア(3代目)は、従来モデルから引き続き、標準仕様のスペーシアとカスタム仕様のスペーシア カスタムを設定。

 大容量の“コンテナ”をモチーフとしたデザインを採用した、遊び心あるスタイルが特徴です。

 また、上質感あふれる室内空間に仕立てたほか、後席にオットマンや荷物置きなど多彩に使える「マルチユースフラップ」を設けるなど、新たな装備も搭載。使い勝手が向上しました。

 大きく進化した新型スペーシアですが、従来モデルにラインナップされていたSUV風の「スペーシアギア」の新型モデルは登場していません。

 従来モデルでも後から追加設定されたこともあり、新型スペーシアギアのデビューを心待ちにしているひとも多いでしょう。

 新型スペーシアギアは“開発中”ではあるものの、いつ、どのようなモデルとして登場するのかということについて、スズキは明らかにしていませんが、ヒントとなるモデルが実は公開されているのです。

 それは、2024年1月に開催された「東京オートサロン2024」で初公開された、新型スペーシアのコンセプトカーです。

「スペーシア パパボクキッチン」として参考出品されたコンセプトカーで、親子でアウトドアや料理を一緒に楽しむ、ファミリーキャンプの世界観を表現。

 外観は5スロットグリルと丸目ヘッドライトを装着したクロスオーバーSUV風のスタイルに仕立てられ、スズキの軽本格四駆「ジムニー」のような“顔”を備えています。

 頑丈そうなフロントグリルやボディ下部にはスキッドプレート状のパーツが装着されたほか、屋根にルーフレールを搭載。フロントドアにはヒンジのようなパーツが取り付けられ、タフギア感を感じられます。

 ブロンズのホイールにホワイトレターのオールテレーンタイヤ(ヨコハマ ジオランダーA/T)を組み合わせるなど、SUVを意識したワイルドなデザインで登場しました。

 また、ベース車の大型コンテナ型ボディはそのままに、ボディをベージュ、ルーフをブラウン、下回りをカーキと3色に塗り分けており、アウトドアに溶け込むスタイルを身に着けています。

 スペーシア パパボクキッチンの車内はキャンプ仕様になっています。

 後席から荷室にかけてはキッチンスペースにカスタマイズされ、引き出し式のキッチンを展開することでコンロやシンクが出現し、車両の後方で調理をすることが可能です。

 インパネやドアパネルにはオレンジやベージュといった挿し色が加えられたほか、ブラウン×オレンジアクセントのシート、ウッド調加飾など、アクティブなインテリアも特徴となっています。

※ ※ ※

 SUV風の軽スーパーハイトワゴンのライバルとして、ダイハツ「タント ファンクロス」というモデルがあります。

 N-BOXにも今後SUV風モデルが追加設定されるとのウワサもあり、新型スペーシア ギアも含めて、アクティブな軽スーパーハイトワゴンの登場が期待されています。

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