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えっ…また給油!? 「ガソリン代を節約したい!」 誰でも“今すぐ”できる「燃費を良くする」方法とは?

くるまのニュース / 2024年6月2日 10時10分

ガソリン代が高騰する中、クルマの燃費を良くして、ガソリン代を節約したいと考えるドライバーは多いはず。燃費を向上させるためには、具体的にどうすればいいのでしょうか。

■燃費を向上させる運転テクニックとメンテナンス方法は?

 燃費の良さはクルマの性能だけでなく、運転テクニックやメンテナンスによっても差がでます。
  
 今回は、今すぐできる燃費が向上する運転テクニックとメンテナンス方法を紹介します。

■燃費を向上させる運転テクニックとメンテナンス方法は?

●運転テクニック エコドライブを意識する

 エコドライブとは、環境に配慮して燃料消費量やCO2排出量を減らす運転方法や心がけのことをいいます。

 具体的には、穏やかな発進や一定速度での走行、十分な車間距離、不要なアイドリングをやめることがエコドライブのポイントです。

 省エネルギーセンターによると、市街を走るクルマの燃料消費量を走行形態別に調べた結果、最も燃費を消費するのが「発進」する時の38%でした。

 次に多いのが「巡航」している時の35%、そして信号待ちなどの停止中にも、なんと19%の燃費を消費しているようです。

 まず発進する時には、ふんわりとアクセルを踏み、急発進しない「eスタート」と呼ばれる運転スタイルが大切です。

 このeスタートによって、おおよそ11%の燃費が改善されるといいます。

 ちなみに、発進から5秒かけて時速20kmまで加速していくのが、eスタートの目安です。

 次に巡航する際は、走行中の車間距離を十分にとり、加速と減速の急激な変化を抑えた運転を意識しましょう。

 前のクルマだけではなく、少し先の交通状況を確認し、予測しながらの運転が大切です。

 速度域の高い高速道路では、10km速度を落とせば10%燃費が向上するため、スピードを出し過ぎない安全運転を心がけることが、ガソリン代の節約にも繋がります。

 反対に減速する時は早めにアクセルを離し、エンジンブレーキを利用すれば、約2%の燃費が改善するといいます。

 また、停止中の燃費を向上させるには、不要なアイドリングをしないことも1つのテクニックです。

 アイドリングとは、エンジンを動かしたまま停止している状態です。

 ガソリン車は、10分間のアイドリングで約130ccの燃料が消費されます。

 最近では、信号待ちなどで自動的にエンジンが停止する「アイドリングストップ機能」が搭載されているクルマも多く存在しており、燃費を節約することができます。

 一方で、急発進・急加速・急停止をするなどクルマに大きく負担がかかる運転では、エコドライブに比較して多くの燃料を消費するだけではなく、部品交換のスパンを早めてしまいます。

●メンテナンス 部品交換とタイヤ空気圧をチェック

 メンテナンスを怠りコンディションが悪いまま走行するのも、燃費を悪化させます。

 例えばエンジンオイル・オイルフィルター・エアクリーナーエレメントは走行距離によって異なりますが、約1年ごとの定期的な交換で燃費の改善が可能です。

 メーカーの推奨値や走行距離を確認し、適切なタイミングで交換するのがいいでしょう。

 その他に、燃費を良くするには、クルマのタイヤの空気圧を適切に保つ必要があります。

 例えばタイヤの空気圧が適正値より50kPa不足した場合、燃料消費は市街地で約2.5%増加するといいます。

 燃費悪化を招かないためには、適正な車両指定空気圧を把握することが大切です。

 指定空気圧は、運転席のドアの開口部など目立つ箇所に記載されているので確認してみましょう。

 なお、タイヤの空気圧は気温に影響されるため、約1ヵ月ごとにチェックして調整するのが理想です。

■燃費を良くするために今すぐできることは?

 運転テクニックやメンテナンス以外にも、乗車前の簡単な行動で燃費を良くできます。
 
 先ほど紹介した運転技術の向上や、メンテナンスが難しいと感じる人は、ぜひ試してください。

クルマに荷物を大量に積載している様子クルマに荷物を大量に積載している様子

 1つ目は、クルマの不要な荷物を降ろすことです。

 例として中型車では、100kgの荷物を降ろすことで、約6%の燃費が改善するといわれています。

 クルマのタイヤチェーンやアウトドア用品など普段使わない荷物がないか、トランクをチェックしてみましょう。

 次に、エアコンの使用を適切に行うことも燃費向上に繋がります。

 例えば、車内の温度を外気温25度と同じ設定でエアコンを使用した場合、燃費が約12%悪化します。

 エアコンを使用しなくても、夏の暑い時は乗車前に窓を開けたり、対角線上のドアを開閉したりすると、車内の温度を下げることができます。

 また風量を最大ではなくオートに設定するのも、燃料を節約するのに効果的です。

 3つ目のポイントとして、事前にドライブルートを確認してから渋滞を避けつつ余裕を持って出発することです。

 渋滞に巻き込まれるとアクセルを踏んだりブレーキをかけたり、ガソリンを多く消費してしまいます。

 また、1時間のドライブで道に迷い、予定より10分多く走ると約17%の燃費悪化に繋がります。

 最近は燃費計が搭載されているクルマが多いので、普段から自分の燃費を把握しながら運転すればエコドライブが身につくでしょう。

※ ※ ※

 クルマの燃費が良くなれば、ガソリン代の節約に繋がります。

 普段からクルマの燃費を意識し、エコドライブや適切なメンテナンスが大切です。

 ガソリン代の高騰が続くなか、少しでも燃費を良くするために、まずはできることから始めてみましょう。

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