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MINI、「センター1本出しマフラー」の“爆速モデル”がデビュー! 史上最速ホットハッチ新型「MINI JCW」世界初公開! 世界一過酷なレースに挑む

くるまのニュース / 2024年5月31日 5時50分

BMWグループは2024年5月19日に、MINIの新型「John Cooper Works」のプロトタイプが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースでデビューすることを発表しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

■正式デビュー前に24時間耐久レースを駆ける

 2024年5月22日、BMWグループは同年6月1日から2日に開催される、ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ドイツ)に、MINI(ミニ)ブランドのハイパフォーマンスモデル「John Cooper Works(ジョンクーパーワークス、以下JCW)」の新型プロトタイプが参戦することが明らかになりました。
 
 また市販モデルのワールドプレミアは今秋になると発表しており、今回正式デビューに先駆けての登場となります。

 JCWは、MINIブランドの中で、最上級のスポーツモデルとして存在しています。

 その名称はかつて天才エンジニアとも称されたジョン・クーパーに由来し、MINIを代表するハッチバック「クーパー」の名も、彼に由来するといわれています。

 ジョン・クーパーは、友人でありMINIの生みの親でもあるアレック・イシゴニスのもとを訪れ、もっとパワフルなMINIを作ることを提案。

 そして当時開発途中であったMINIのプロトタイプにチューニングを施します。

 コンパクトなボディ、優れたハンドリング性能にレーシングマシンとしてのポテンシャルを見いだし 、よりパワーアップしたモデルとして誕生したのがMINI「クーパー」です。

 ジョン・クーパーが手掛けたMINIクーパーは数々のレースに参戦。

 その結果、モンテカルロ・ラリーでは1964年から1967年の4年間で3回優勝、1000湖ラリー(現ラリー・フィンランド)においては、1965年から1967年まで3年連続総合優勝、その他1965年のRACラリー(現ラリー・グレートブリテン)や1967年のアクロポリス・ラリーで総合優勝をするなど、ラリー界を席巻する無敵の強さを誇りました。

 その輝かしい歴史は、今回のプロトタイプにも反映されており、その1つとしてボディに纏ったカモフラージュは、まさに1960年代のラリーで活躍していたMINIクーパーの赤白のボディカラーからインスパイアを受けています。

 さらに特徴的な37のロゴは、1964年にモンテカルロ・ラリーで優勝を果たした車両のゼッケンナンバーをリスペストしたものになっています。

 この新型MINI JCWはレーシングチーム「ブルドッグ レーシング」からSP 3T(1750ccから2000ccのターボ車)カテゴリーでエントリーされ、そしてもう1台MT(マニュアルトランスミッション)車となる、ブラックの新型MINI JCWも参戦することが明らかになっています。

 そんなレースのDNAを受け継ぐMINIの新型JCWは、同年秋にワールドプレミアを控えています。

 現時点で詳細は公表されていないものの、既に発表されている新型MINIクーパーやMINIカントリーマンと同様に、ガソリンエンジン車とEV(電気自動車)が設定される予定だといいます。

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