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1億円超の「ボディの長さが変わる」クルマ発表! ル・マンで活躍した「往年のレーシングカー」蘇る 限定19台「AGTZツインテール」公開へ

くるまのニュース / 2024年5月31日 9時40分

2024年5月25日から26日に開催された「FuoriConcorso」にて、ザガートとラ・スクアドラ社が共同開発した「AGTZツインテール」のプロトタイプが公開されました。

■2つのデザインが楽しめる限定車

 2024年5月25日から26日に、イタリアで開催されたヒストリックカーイベント「FuoriConcorso(フオリコンコルソ)」にて、ザガートとラ・スクアドラ社が共同開発した「AGTZツインテール」のプロトタイプが公開されました。

 ザガートはイタリアに拠点を構える老舗カロッツェリアで、自動車をはじめとする工業デザインのプロデュースやコンサルティングを行っている企業です。

 過去に日本車ともゆかりがあり、日産の子会社であるオーテック(現日産モータースポーツ&カスタマイズ)と「レパード」をベースに共同開発した「オーテック ザガート ステルヴィオ」や「ガヴィア」、トヨタ車のドレスアップパーツを手掛けるモデリスタと共同開発した「ハリアー ザガート」や「VM180ザガート」などを手掛けました。

 今回のザガートとポーランドのスーパーカーを専門に扱う高級車ディーラーであるラ・スクアドラ社の提携は、ザガートが車の設計や製造、ラ・スクアドラ社がクルマの販売とマーケティングを担当するとしています。

 AGTZツインテールは、現行のアルピーヌ「A110」をベースに、1960年代後半のル・マン24時間レースに参戦した、ロングテールとショートテールボディが美しいアルピーヌ「A220」をオマージュして開発されました。

 リアのボディパネルは取り外しできるようになっており、スポーティなショートテール(全長4305mm)と、エレガントなロングテール(全長4799mm)の、両方を楽しむことができます。

 特に空気抵抗の低減と高速域の安定性を増加させるロングテール時には、0-100km/hは5秒以下、最高速度は250km/hを超えるといいます。

 ボディカラーは19種類に加えて、「ヘリテージ」「アート」「クチュール」など9つのスペシャルデザインをラインナップ。

 オプションとして、あらゆるカラーを作り出すことができるプログラムも用意されているとのことです。

 その他カーボンファイバー製ホイールや、専用ボディパネル、スーパースプリント製エキゾーストシステムを追加できる上、搭載される1.8リッター直列4気筒ターボエンジン、サスペンション、ブレーキなどのアップデートも行うことができるとしています。

 AGTZツインテールはザガートの本社ファクトリーにおいて、1台あたり15週間(約1000時間)をかけて、19台が限定生産されます。

 価格は65万ユーロ(約1億1080万円)ですが、発表時点ですでに完売済み。

 既にユーザー向け1号車の生産が開始されており、同年10月にデリバリーが開始されるそうです。

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