トヨタ新型「カローラ」公開！ エンジン＆顔面刷新の「アルティス」！ めちゃ「スポーティセダン」な“GRS“台湾に登場

2024年5月、トヨタの台湾法人は、トヨタ「カローラアルティス GRスポーツ」の新たな改良モデルを発表・発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。

■トヨタ“新型スポーティセダン“「カローラアルティス GRスポーツ」登場

　2024年5月、トヨタの台湾法人は、トヨタ「カローラアルティス GRスポーツ」の新たな改良モデルを発表・発売しました。

　カローラアルティスは、日本のカローラにあたる4ドアセダン。1966年に日本で初代がデビューしたカローラは、その長い歴史の中で一時期、仕向地によって内外装デザインやプラットフォームが異なっていましたが、2018年に登場した現行モデル（12代目）はTNGA（トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー）の採用を契機に基本骨格が共通化されました。

　とはいえ、日本仕様はグローバル仕様よりやや小さく、デザインも少し異なっています。

　台湾のカローラアルティスはグローバル仕様となります。ボディサイズは全長4630mm×全幅1780mm×全高1435mm、ホイールベース2700mm。

　スポーティグレードのGRスポーツは、フロント&リアバンパー、リアガーニッシュ、ホイールなどが専用デザインとなるほか、足回りが強化されています。

　インテリアは、赤と黒のコンビカラーシートをはじめGRスポーツ専用アイテムが随所に盛り込まれ、乗り込んだ瞬間から走りへの期待が高まる雰囲気になっています。

　今回の改良ポイントは、まずフェイスリフト。フロントバンパーの黒い開口部がより広くなった一方で、左右ヘッドライトをつなぐ黒いガーニッシュの天地幅が薄くなり、先鋭的な印象となりました。

　パワートレーンも刷新。1.8リッターガソリンまたは1.8リッターハイブリッドの2種類だった従来型に対して、新型は2リッターガソリンのみ。最高出力170ps／最大トルク20.4kgmを発生します。

　ギアボックスも従来のスーパーCVT（6速マニュアルモード付き）からダイレクトシフトCVT（10速マニュアルモード付き）に変更され、伝達効率が向上。従来の1.8リッターガソリン車よりパワーアップを図りながら、燃費は1リッターあたり1.6km改善の16.5kmとなりました。

　価格は従来型より3000台湾ドル（約15万円）高の91万5000台湾ドル（約445万円）です。