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6000万円超え! 70人乗りのいすゞ“精悍”顔「すごい新型モデル」登場! 画期的な「段差なし・超静音仕様」の「新型エルガEV」発売

くるまのニュース / 2024年5月30日 11時30分

いすゞ自動車は2024年5月28日、新型路線バス「エルガEV」を発売しました。

■20年ぶりの「フルフラノンステ」復活 EVの組み合わせはいすゞ初

 いすゞ自動車(以下いすゞ)は2024年5月28日、新型路線バス「エルガEV」を発売しました。
 
 国内初のBEV(バッテリーEV)フルフラット路線バスだと言います。

 エルガは2000年に登場した大型路線バスで、現行型は2015年8月に発売された2代目です。

 現行モデルではデザインの一新に加え、これまでの直列6気筒ディーゼルターボエンジンに代わり、5.2リッターの直列4気筒ディーゼルターボエンジンを採用することで、環境性能・燃費性能を向上。

 車内では、ノンステップエリアの長さ・通路幅・室内高、後方段上部の室内高を拡大し、広々とした室内空間を実現。利便性・安全性の向上も図っています。

 加えて、車いすの乗り降り時に利用できる反転式スロープや、前向き優先席、伝い歩き棒を新設するなどバリアフリーに配慮しました。

 ラインナップは通常のディーゼルエンジン搭載車だけでなく、日野製のディーゼルエンジンを搭載するエルガ ハイブリッドも2018年に追加されています。

 そして、2023年10月に開催された第1回「ジャパン モビリティ ショー 2023」では、現行型エルガをベースにしたフルフラットノンステップバス エルガEVを初公開しました。

 フルフラットノンステップバスは、中扉以降がステップ(階段)となっている主流のノンステップバスとは異なり、中扉以降の段差がなくされています。

 これにより、最前列から最後列までフルフラットな床面を実現することが可能で、初代エルガ(type-B・LV834)や先代モデルにあたる「キュービック」(LV832)にも設定されていました。

 エルガでは2004年にフルフラットノンステップタイプが廃止されており、今回の新型エルガEVで20年ぶりの復活を果たしました。

 新型エルガEVでは、リアアクスルの左右それぞれにモーターを内蔵した「インアクスルモーター」採用やバッテリーを屋根上と後部床下に配置することにより、フロアレイアウトの自由度を向上。フロアの低床化を実現できたと言います。

 パワーユニットは125kW・480Nmを発揮するモーターを2基搭載し、245.3kWhのバッテリーを組み合わせ、ディーゼルエンジンのエルガと同等の動力性能を確保しました。

 一充電走行距離は360km(国土交通省届出値)で、充電はCHAdeMOに対応。3.2時間で20%から80%まで充電できるほか、災害時にはバッテリーから電源を取り出すことができるV2L(vehicle to load)に対応しました。

 また、コネクテッドサービス「プレイズム」を採用したことで、バッテリー・充電状態や故障などを離れた事業所で確認することができ、運行に活かすことができるとしています。

 このほか、先進機能としては運転手の状態を検知するドライバーステータスモニター、EDSS(ドライバー異常時対応システム)、自動パーキングブレーキ、ブラインドスポットモニターを搭載しています。

 新型エルガEVの東京地区標準価格(消費税込)は6578万1980円で、まず70人乗りの都市型ショートホイールベース(ZAC-LV828L1)モデルから先行して発売されます。

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