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リアワイパーにぶら下がる「謎のビニール袋」正体は「ヤバすぎ危険物」だった!? 「うっかり交通違反」になる可能性も どう対策するのか

くるまのニュース / 2024年5月30日 13時30分

街を行くクルマの中には、リアワイパーなどに、ビニール袋を引っかけてぶら下げて走っているクルマがあります。なぜ車外にぶら下げているのでしょうか。実はその正体は大変なものかもしれません。

■リアワイパーにぶら下げられた「ビニール袋」見たことある?

 街を行くクルマの中で、リアウインドウのワイパーなどに、ビニール袋を引っかけてぶら下げて走っているクルマがあります。
 
 なぜ車外にぶら下げているのでしょうか。実はその正体は大変なものかもしれません。

 この「謎のビニール袋」、ほかにリアゲートの取っ手に引っかかっているだけの場合もあります。

 神奈川県に住む60代男性は、この「ビニール袋ぶら下げ」をよくやると話します。その目的を聞くと、次のような答えが返ってきました。

「ああ、あれはペットの犬のフンだよ」

 男性によると、行きつけの病院へクルマで通ったあと、ついでに公園で愛犬を散歩するとか。その時や往路・帰路に当然、愛犬が「もよおす」こともあり、回収してビニール袋へ入れることとなります。

「ビニール袋にね、こうやって何重にも重ねて入れてもね、匂いが漏れてくるのよ。それで、あの場所(リアワイパー)に吊るしときゃあ、車内に匂いが充満することも無いよね」

 というわけで、走行中に風でぶらぶら揺れるビニール袋の中身は「犬のフン」だということが判明しました。

 しかし、それでは後ろを走行しているクルマにとってはたまったものではありません。風でビニール袋がひっくり返り、中身が空中へぶちまけられてしまえば、後続のこちらには思わぬ「被害」が及びかねません。

 実はこの「ビニール袋ぶら下げ」という行為、警察の取り締まりを受けてしまう可能性もあります。

 道路交通法第55条には「乗車若しくは積載のために設備された場所以外の場所に積載して車両を運転してはならない」という条文があります。犬のフンのビニール袋も「積載物」に該当すると判断されれば、外にぶら下げるのは「積載設備では無い場所」に積載する行為にあたる可能性もあります。

 この「犬のフン問題」の対策として、ペットショップやカー用品店などでは、専用の収納ケースが販売されています。蓋を閉じて、磁石でクルマにくっつけられる仕組みです。匂い漏れを防いで密封し、周囲にうっかりぶちまけることなく運ぶことができるスグレモノです。

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