「急ブレーキ危ないっ!」 運転中の「ウトウト…」には要注意! 眠気覚ましの裏ワザと“居眠り運転”の危険信号とは?
くるまのニュース / 2024年6月12日 21時40分
運転中の眠気は重大な事故につながる危険性があります。ドライバーは眠気を感じたら休憩をとるべきです。しかし、意外ともいえる注意点を知らなければ、休憩時間が無駄になるかもしれません。具体的にどのような点に注意すべきなのでしょうか。
■運転中の眠気を防ぐには?
クルマを運転中に眠くなったことがあるという人もいるかと思いますが、眠気は重大な事故につながる危険性があり、眠気を感じたら自分を過信せず、休憩をとるべきです。
しかし、正しく休憩するには意外ともいえる注意点あるようです。具体的にどのような点に注意すべきなのでしょうか。
睡眠時間や休憩を含めた運転の計画、同乗者へのサポート依頼、音楽やラジオを聴く、車内の換気など、眠気を防ぐ方法はたくさんあります。
そのなかで、最も重要なのは睡眠時間を確保することです。
睡眠不足の状態で運転するのは、飲酒運転と同じくらい注意力や判断力が鈍っており、危険を伴います。
特に長い距離を運転する高速道路は同じ視界が続くため、一般道よりも眠気に襲われやすい走行環境となっています。
この場合、運転前に休憩を含めた計画を立てておくのがオススメです。
休憩のタイミングは2時間に1回程度を目安に、サービスエリアやパーキングエリアでリフレッシュしたり、長時間の運転となる場合は仮眠をとることが推奨されます。
仮眠をとる際の注意点として、深い睡眠状態に入って起きた後も眠気が残らないよう、30分以内に留めることが大切です。
それに加えて、脳を活性化させ、睡眠ホルモンの分泌を抑制するブルーライトを浴びないように、スマートフォンやタブレットなどを見ないようにすることも1つのポイントとなります。
仮眠後はすぐに運転を再開せず、しっかりと目が覚めてから出発するようにしましょう。
リフレッシュの意味でスマホの画面をみるのは、仮眠をとったあとが適切です。
また、運転中に眠気を感じた時にすぐできる対策として、音楽やラジオなどを聴いたり、車内を換気するなどといったものがあります。
他にもガムを噛んだり、同乗者との会話や大きな声で歌を歌ったりして、脳の血行を促進させる方法もあります。
ガムや飲み物を摂取する時にカフェインを含むものを選ぶと、眠気防止に効果的です。
ただしカフェインの効果は個人差が大きく、また覚醒効果が切れた後に強い眠気が襲ってくることもあるため、過信は禁物です。
どちらも一時的な対処法でしかないため、強い眠気にはあまり効果がありません。
眠気が続く場合は無理に運転を続けず休憩をとり、同乗者がいる場合は、ドライバーの眠気の兆候を見逃さないようサポートしてもらいましょう。
■居眠り寸前の危険信号「マイクロスリープ関連行動」とは
ドライバーの眠気の兆候となる行動パターンがあります。
それを「マイクロスリープ関連行動」といいます。
単調な夜間の高速ドライブはつい眠くなりがち
マイクロスリープとは、数秒から数十秒の短い居眠りのことで、その間、外界からの刺激に反応できなくなります。
さらに、マイクロスリープの兆候を示すマイクロスリープ関連行動は、ドライバーだけでなく同乗者も頭に入れておくと安心です。
マイクロスリープ関連行動は、抗眠気行動、マイクロスリープ行動兆候、車両挙動異常の3つに分類されます。
抗眠気行動では、無意識に顔や体をさわったり、ストレッチをしたりすることを意味します。
マイクロスリープ行動兆候では、カクッと頭が前に倒れたり、ウトウトしてまぶたを閉じることが挙げられます。
車両挙動異常は、急発進や急停車、蛇行運転など、危険が伴う運転のことを示します。
これらの兆候に運転手は無意識に行っているケースが多いため、同乗者がいる場合はドライバーの眠気の兆候を見逃さないようサポートしてもらいましょう。
同乗者からの声かけ1つが、大きな事故防止にも繋がります。
※ ※ ※
眠気は重大な事故につながる危険性があります。
適切な対策と注意点を押さえることで、その多くは防ぐことができます。
運転者1人1人が自覚を持ち、眠気と上手に付き合いながら、安全運転を心がけることが何より大切です。
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