トヨタ新型「“最大級”ミニバン」 まさかの「エスティマ後継機!?」 アルヴェルよりデカい「シエナ」とは? 最上級版が中国登場で反響は?
くるまのニュース / 2024年6月4日 12時10分
北米や中国で販売されているトヨタ「シエナ」は、海外専売車であるにもかかわらず、日本国内でも根強い人気を持つモデルとなっています。2024年4月、そんなシエナに対して、中国で最上級グレードである「プラチナエディション」が追加されました。
■ある意味…「エスティマ後継」日本導入望む声も
日本では絶大な支持を集めるトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」ですが、北米や中国では「シエナ」と呼ばれるミニバンがラインナップされています。
アルファード/ヴェルファイアよりも大きなサイズですが、どのようなモデルなのでしょうか。
1997年に北米でデビューしたシエナは、それまで販売されていた「プレビア(日本名:エスティマ)」の後継モデルという位置付けでした。
その後、シエナは3度のフルモデルチェンジがおこなわれ、現在は2021年に登場した4代目が現行モデルとなっています。
フルモデルチェンジを繰り返すなかで、そのボディサイズはユーザーのニーズにより拡大していきました。
その結果、現行シエナのボディサイズは全長5170mm×全幅1990mm×全高1740mmと、アルファードをもしのぐ全長と全幅を持つ超巨大ミニバンへと進化しました。
心臓部には、アルファード/ヴェルファイアにも設定される2.5リッターハイブリッドが搭載され、パワフルな走りと低燃費を両立している点が現地のユーザーからも評価されています。
また、現行モデルからは中国での生産も開始されており、広汽トヨタからはシエナの名で、一汽トヨタからは「グランビア」の名で販売されています。
そんなシエナですが、中国では2024年4月にトヨタ独自の四輪駆動システムである「E-Four」を搭載して4WD仕様が追加されています。
さらに、2WD仕様の最上級グレードである「プラチナエディション」も新たに設定されるなど、ラインナップが大きく拡充しています。
特に、この「プラチナエディション」はこれまでにない豪華装備を備えたモデルとして、大きな注目を集めています。
「プラチナエディション」では、シートヒーターやシートクーラー、さらにはマッサージ機能まで備えた「ファーストクラスシート」を備えるほか、11.6インチのリアエンターテイメントシステムや、JBLのオーディオが標準搭載となります。
くわえて、ヘッドアップディスプレイ(HUD)やデジタルキー、12.3インチのフルデジタルメーター、安全運転支援システム「トヨタセーフティセンス」の最新版など、ドライバーにとっても必要十分以上の装備が備わっています。
現地における新車価格は41万800元(約890万円)とかなり高価ですが、それでも89万9000元(約1950万円)のアルファードに比べると、かなりお買い得となっているようです。
■最上級グレードの「プラチナエディション」に寄せられた声とは?
そんなシエナの「プラチナエディション」に対して、現地のインターネットには「室内空間の広さ」と「デザインの良さ」を評価する声が多く見られます。
「室内空間の広さ」についてはアルファードをもしのぐ全長と全幅が、「デザインの良さ」についてはエスティマをほうふつとさせる全高の低さが貢献していると言えそうです。
一方、日本のユーザーにとっても、シエナの「プラチナエディション」は気になる存在となっているようです。
たとえば、「エスティマのようなロールーフのミニバン最近が少ないので、シエナをぜひ国内導入してほしい」という声は多く、さらには「このシエナを『新型エスティマ』として日本で販売してほしい」といった声まで見られます。
また、その広大な室内空間と豪華な装備に憧れるユーザーも少なくないようで、「もし日本に導入されたらこれ一択」という熱烈なユーザーも見られました。
ただ、やはりその大柄なボディを不安視するユーザーも多く、「日本で運転するなら駐車が大変そう」という現実的な声も一定数を占めました。
くわえて、「(「プラチナエディション」であっても)内装がイマイチ」という厳しい声も散見されました。
特に、アルファードの「エグゼクティブラウンジ」と比べるとその差は歴然という指摘もあり、あくまでファミリーカーであるシエナと、高級ミニバンのパイオニア的存在であるアルファードの「格の違い」を感じるユーザーもいるようです。
日本でも注目されてる? シエナとは
それでも、日本車離れした魅力を持つシエナに対して注目するユーザーは多く、将来的な国内導入を熱望する声が根強いモデルであることは間違いなさそうです。
※ ※ ※
先代シエナも海外専売車でしたが比較的人気の高いモデルであるため、並行輸入によって一定の台数が日本へと渡っています。
シエナが日本に導入されることになれば、アルファード/ヴェルファイアと「ノア/ヴォクシー」の間を埋めるモデルとなることが期待されます。
ただ、その大柄なボディやすでに多くのミニバンを展開している日本市場の状況を考えると、シエナの日本導入はあまり現実的ではないようです。
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