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「クルマが驚いてる!?」 メーター内に“ピカッ”と光る「謎のビックリマーク」はどんな意味? 光ったまま走るのは「絶対NG」な理由とは

くるまのニュース / 2024年6月5日 11時10分

クルマのメーターパネルには、様々な「マーク」が点灯しますが、全てを把握していると言える人は少ないのではないでしょうか。ここでは丸で囲まれた「!」マークの意味について解説します。

■覚えておきたい「大事なマーク」の筆頭

 クルマのメーターパネルには、警告灯をはじめとした様々な「マーク」が点灯します。
 
 年々新しいマークも増えてくるため、たとえ運転に慣れていたとしても「全てを把握している」と言える人は少ないのではないでしょうか。
 
 今回は、丸で囲まれた『!』のマークが何を意味しているのかについて解説します。

 この丸に囲まれた!マークは、正しくは「ブレーキ警告灯」と呼ばれるもので、エンジンがかかっていたりクルマの電源が入っている時にサイドブレーキ(パーキングブレーキ)がかかっていると、赤色に点灯し警告します。

 つまり一言で言えば、「現在サイドブレーキがかかっている状態」であることを示しているマークであり、そのためサイドブレーキを解除するとブレーキ警告灯は消灯します。

 そして、もし走り出しても「ブレーキ警告灯が点灯したまま」という状況にある場合は、サイドブレーキを解除し忘れているか、あるいは完全に解除していない可能性があります。

 速やかに安全な場所を見つけて停車し、サイドブレーキが解除されているかを確認するようにしましょう。

 さらに気を付けたいのが、「サイドブレーキは解除されているのにブレーキ警告灯が消灯しない」というケース。

 この場合はブレーキシステムの故障が考えられるほか、ブレーキ液が不足している可能性もあります。

 そしてそのまま走行してしまうと大きなトラブルや事故に繋がることがあるため、すぐに停車してディーラーなどに連絡し、対処方法について相談しましょう。

 また、赤色ではなく「黄色のブレーキ警告灯」が点灯することがあります。

 これはブレーキシステムに何らかの不具合が起こっている可能性を示すサインです。

 この場合も同様に、ディーラーに連絡し早急にブレーキを点検してもらう必要があります

 ちなみに、メーターパネルにはブレーキ警告灯以外にも様々な警告灯が点灯しますが、基本的に緑色は「正常」、黄色は「注意」、赤色(オレンジ)は「危険」であることを示しています。

 これは国際規格(ISO)で決められており、どのクルマでも共通でので、このルールさえ覚えておけば警告灯の色で“緊急度合い”の判断ができます。

 また、エンジンを作動させた瞬間には全てのメーターランプと警告灯がいっせいに点灯しますが、これはメーターランプと警告灯が問題なく点灯するかをチェックするためのもの。

「異常があるのに点灯しない」という危険な事態を防ぐため、エンジン作動時にチェックできるようになっているのです。

※ ※ ※

 このように、メーターパネルに点灯する丸で囲まれた「!」マークは、サイドブレーキの状態を教えてくれるものでした。

 クルマの安全な運転にとって、これらの警告灯の示す内容は重要な情報となりますので、ぜひその意味や色の違いによる重要度を覚えておきましょう。

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