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地獄の渋滞「一宮JCT」をスルー!? 名古屋~東海北陸道に直結「名岐道路」スタート間近! 名古屋高速の延伸で「名神の大渋滞」緩和へ

くるまのニュース / 2024年6月7日 7時40分

名古屋市内から東海北陸道へ直結となる新たな高規格道路「名岐道路」が、事業化へ向けて最終段階となっています。開通すればどう便利になるのでしょうか。また、工事はどこまで進んでいるのでしょうか。

■名神を経由せずに東海北陸道へ直結

 名古屋市内から東海北陸道へ直結となる新たな高規格道路「名岐道路」が、事業化へ向けて最終段階となっています。
 
 開通すればどう便利になるのでしょうか。また、工事はどこまで進んでいるのでしょうか。

 名古屋市中心部から東海北陸道へ行く場合、現在は、名古屋高速6号清州線からそのまま16号一宮線で北上し、一宮ICで名神高速で入り、一宮JCTで東海北陸道に入ることとなります。

 あるいは、16号一宮線の終点である一宮中出口で下りて、そのまま国道22号を北上し、一宮木曽川ICで東海北陸道に乗るというルートもあります。しかしこの下道は時間帯によって混雑が激しく、また所々で信号待ちがあります。

「名岐道路」は、この16号一宮線の高架をそのまま国道22号沿いに北へ延伸し、一宮木曽川ICへ直結するものです。

 開通すれば、全国でも有数の大渋滞ポイント「一宮JCT」を回避して、名古屋市中心部からまっすぐ東海北陸道へ直結することになります。一宮IC、一宮JCTという分岐合流を経由しなくなるだけでも、かなり運転がスムーズになります。

 また、わざわざ名神へいったん合流する必要が無くなるため、名神にとっても名古屋高速からの交通が来なくなる分、混雑緩和に期待がかかります。

 さらに、名神から東海北陸道に乗り換える際も、一宮JCTではなく、一宮ICの新JCTから名岐道路を経由して東海北陸道に抜けることも可能になります。

 なお、国土交通省の方針では、開通後は「名古屋高速の一部」として、一宮線の延伸区間である有料道路で運用されることとされており、将来は名古屋高速道路公社の運営管理になっていきそうです。

 気になる進捗ですが、事業化に必要となる2つの手続き「都市計画決定」と「環境アセスメント」が進行中となっています。

 環境アセスメントは「方法書」「準備書」「評価書」の3段階のうち、最後の「評価書」がまとめられようとしているところです。同時期に都市計画決定が完了する予定です。

 順調に進めば、早ければ2025年度に晴れて新規事業化となるかもしれません。

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