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全長わずか1.9m!? スズキの斬新「1人乗りミニ軽トラ」がスゴい! めちゃ使えそうな「SUZU-CARGO」への反響は?

くるまのニュース / 2024年6月7日 12時30分

スズキは自動車関連のイベントで「SUZU-CARGO」というコンセプトモデルの実車を公開しています。どのような乗り物なのでしょうか。また、どのような反響があったのでしょうか。

■「SUZU-CARGO」がカッコよすぎる!

 スズキは、2024年5月9日から3日間パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された「ジャパントラックショー2024」に「SUZU-CARGO(スズカーゴ)」の実車展示をおこないました。
  
 SUZU-CARGOは、2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」でコンセプトモデルが世界初公開された「特定小型原動機付自転車」です。

 新たな車両区分である特定小型原動機付自転車において、電動キックボードのような手軽さを持ちながら、転倒しづらく、四輪で安定した走行が可能な、1人乗りの電動小型モビリティとしてSUZU-CARGOは開発されました。

 ボディサイズは全長1900mm×全幅600mm×全高1000mm(ミラー除く)と非常にコンパクト。

 幅565mm×奥行1050mm×高さ300mmの大きな荷台を備え、荷台容量は175リットルを確保するなど、“ミニ軽トラ”にも見えるスタイルとなっており、遊びや仕事などさまざまな用途で使える仕様となっています。

 リアにモーター+バッテリーを搭載し、最高時速は20km/h、最大積載量は30kgを実現。これらのサイズや速度、積載量は特定小型原動機付自転車の法規に沿って設計されたものです。

 また、前述のようにSUZU-CARGOは特定小型原動機付自転車に分類されていることから、16歳以上であれば運転免許がなくても運転することが可能。ヘルメットの着用は「努力義務」とされています。

 そのため、高齢者などで免許を返納した人も運転することが可能なので、物流業務の担い手の拡大や人出不足の解消にも貢献するモビリティという側面もあるようです。

 スズキは長年「電動車いす」や「セニアカー」を販売しており、それらのノウハウをSUZU-CARGOに活かしたといいますが、その一方で、セニアカーのような「高齢者のための乗り物」という印象をならないように、若者でも乗れるようなバイクや自転車のようなアクティブな雰囲気のカッコいいデザインを採用したといいます。

※ ※ ※

 そんなSUZU-CARGOについて、ネットではさまざまな声が投稿されています。

「電動車いすに乗るならこちらの方がいい」「新しいジャンル開拓の試みとしてはアリ」「これなら移動や買い物の手段だと分かるので、シニアカーは抵抗がある高齢者のプライドも守られる」など、“高齢者の乗り物”に見えないスタイリッシュなデザインが好評のようです。

「山間部のチョイ乗りモビリティとして便利そう」「地方で駅と観光地をむすぶ足としてもいいと思います」「巨大な物流拠点の構内移動車として使えそう」など、単なる移動手段ではなく、さまざまな使い方を想定する人もいました。

 一方で、「時速20kmのノロノロ運転で車道を走られたら迷惑」「中途半端に大きいから、これが歩道を走ったら邪魔だし車道を走ったら怖い」「「免許ない人が運転するのは危険だと思う」といった懐疑的な意見も。

 SUZU-CARGOはコンセプトモデルなので市販化については未定ですが、もし実際に販売されたときは、周囲の交通状況に注意を払って使用する必要があるでしょう。

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