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謎のぐるり高速「横浜環状道路」計画って何だ!? 圏央道~保土ヶ谷BP~第三京浜ぜんぶ繋がる!? 完成はいつになるのか 一部は開通済み

くるまのニュース / 2024年6月12日 16時40分

横浜市郊外をぐるっと周り、各放射道路をつなぐ高速道路「横浜環状道路」という構想があります。完成すればどう便利になるのでしょうか。また、話はどこまで進んでいるのでしょうか。

■横浜環状道路とは何か

 横浜市郊外をぐるっと周り、各放射道路をつなぐ高速道路「横浜環状道路」という構想があります。
 
 完成すればどう便利になるのでしょうか。また、話はどこまで進んでいるのでしょうか。

 横浜環状道路のルートは、横浜横須賀道路の釜利谷JCTから、時計回りに、国道1号戸塚~保土ヶ谷バイパス瀬谷~横浜北西線~横浜北線を経て、横羽線の生麦JCTへ到達する計画です。

 横浜市中心部から半径10~15km圏をむすび、圏央道、国道1号、保土ヶ谷バイパス、第三京浜といった放射道路間をつなぐことで、混雑する中心部を避けて移動することが可能になります。

 このうち完成しているのが「横浜北線」(2017年開通)、「横浜北西線」(2020年開通)です。東名と横羽線を直結する重要ルートとなりました。

 南側では、圏央道の「最終区間」のひとつとして、藤沢から東進して横浜横須賀道路へつなぐ部分が工事中です。支線的な位置づけとして、国道1号戸塚から栄JCTまでも同時に工事中です。

 それでは、それらの間をむすぶ、新たな南北ルート「国道1号戸塚~保土ヶ谷バイパス~横浜北西線」の部分はどうなるのでしょうか。

 横浜市はこの未事業化区間を「西側区間」と呼んでいます。ここについては「首都圏の道路ネットワーク計画や本市の道路状況などを見ながら検討していきます」

 つまり、まずは目の前の圏央道延伸区間に注力して一段落させないといけないという構えのようです。特に国や神奈川県としては、新東名の最後の未開通区間である新秦野~新御殿場を何とかしないといけません。

 これらに開通のめどがついた段階で、ようやく残りの「横浜環状道路 西側区間」に目を移すことができるというわけです。近年でも、横浜市議会や神奈川県議会では、西側区間を取り上げた形跡は特に見られません。

 都内から南下する高速ルート「第三京浜」「横浜新道」は、国道1号に合流して終わる、中途半端な宙ぶらりんの存在です。もし横浜環状道路が繋がれば、東名の大和や横浜町田を通らずに、第三京浜~茅ヶ崎・静岡方面へ抜けられるルートが誕生することとなります。今後の動向に注目です。

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