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全長3.6m! タフすぎるスズキ「斬新2ドアモデル」がスゴい! 「ジムニー後継機」想像させた謎モデル「エックスランダー」に今でも反響

くるまのニュース / 2024年6月11日 14時50分

スズキがかつて発表したコンセプトカー「エックスランダー」について、現在もSNSを中心にさまざまなコメントが投稿されています。

■斬新すぎた2座オープンSUV 密かに市販を待ち望む人も

 スズキは2013年にコンセプトカー「X-LANDER(エックスランダー)」を発表しています。登場当初は市販化が期待されたものの、残念ながら販売には至りませんでした。
 
 しかし、デビューから10年以上経過した現在でも、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

 2013年11に開催された第43回「東京モーターショー2013」では、スズキは「新しい物語をつくろう。」をテーマに、4台のコンセプトカーをはじめとする四輪・二輪・技術展示を実施しました。

 そのうちの1台がエックスランダーでした。

 ボディは2シーターの2ドアオープンSUVで、コンセプトは「このクルマで街に、時には野原で遊んで欲しい」。

 ボディサイズは全長3600mm×全幅1695mm×全高1700mmと、軽自動車並みの全長に5ナンバー枠に収まるコンパクトなボディを実現。

 エクステリアは切れ長のヘッドライトや、流麗なバンパーを装備してスタイリッシュにまとめつつ、スズキの本格小型四輪駆動車「ジムニー」のアイコンである「5スロット」を模したグリルや、プロテクター感のあるロアガーニッシュを装着。

 ボディサイドは量感のゆたかなフェンダーや、大きな窓が設けられたドア、極めて細いドアミラーを装備し、先進的な印象を持たせます。

 対してリアは、スズキロゴ入りの無塗装樹脂パネルや逆L字のテールランプ、無骨なシルバー加飾のバンパーコーナーパネルを装着するなど、タフさを感じるスクエアなデザインにまとめられています。

 そして、エックスランダーの最大の特徴は、ルーフのないオープンスタイルとなっていた点です。

 常にオープン状態で走行するという究極の開放感を実現した同車は、フロントウインドウも小ぶりで、シートの後ろに備わるロールオーバーバーも、幌やハードトップユニットが装着できないような形状となっています。

 インテリアも斬新で、ホワイトパールとシルバーのドアトリムや半透明のディスプレイ、4色を用いたギア感の強いバケットシートを装着するなど、アニメや漫画などに登場するモビリティのような未来的な雰囲気を醸し出しています。

 その一方で防水素材の使用や、ドア下部ウインドウは悪路走行時に車両周囲の確認をしやすさを求められているなど、オフローダーとしての利便性も備わっていました。

 パワーユニットは1.3リッター4気筒ガソリンエンジンと新開発の自動制御マニュアルトランスミッションを採用し、駆動方式はフルタイム4WDを採用。

 ベースが「ジムニー」であると公言されており、そこで用いられてきた比較的ベーシックなユニットに、高効率モーターを組み合わせるハイブリッドユニットも組み合わせ、悪路走破性能と環境性能を両立していました。

※ ※ ※

 デザインとしてはリアリティがなかったものの、パワーユニットは十分に市販できそうな現実味を帯びていたため、エックスランダーは公開当初から大いに話題となりました。

 登場から10年が経過してもSNSなどでは、「エックスランダーかっこいい欲しい」「ジムニーとしては無理があるけど、これ売ったら面白そう」「もし日本で発売されたら買おうと思ってる」など、発売を待ち望んでいる人もいるようです。

 実際に、本格四輪駆動車とオープントップを組み合わせた趣味性の高いモデルは数多く存在しており、スズキでも初代と2代目ジムニーには幌を装着したタイプがあるほか、2ドアオープンSUV「X-90」を販売していた過去があります。

 X-90は残念ながら販売で苦戦し、短命となっていますが、現在でも各社が展開していたオープン×SUVのモデルは一部で根強い人気を誇っています。

 一方で「ジムニーはジムニー」「さすがにジムニーとしては厳しい」など、ジムニーをベースとしていながらも、次期ジムニーとしてではなく、別のモデルとしての登場を期待するコメントもみられます。

 個性的なSUVでありながら、ハイブリッドユニットを搭載し実用面でも十分な性能を持つモデルとして今登場すれば、もしかしたらカルト的な人気を獲得できるかもしれません。

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