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ダイハツ斬新「スゴいSUV」登場! 2.8リッター&5速MT採用!? カクカクデザイン「謎のSUV」海外で発見される

くるまのニュース / 2024年6月15日 7時10分

見た目からして何のクルマか分からないダイハツ車が登場しました。どのような特徴があるのでしょうか。

■面影はインパネ周りだけ…何のダイハツ車?

 世の中には様々なクルマが存在します。ノーマルのクルマ、チューニング&カスタマイズされたクルマ、カスタマイズされた挙げ句ベース車が分からないクルマ。
 
 今回はダイハツSUVをベースにしたクルマが発見されました。

 数あるSUVのなかでも、最大級のインパクトをほこるのがAMゼネラルの「ハマーH1」です。

 軍用車両である「ハンヴィー」をベースに制作されたハマーH1のボディサイズは全長4686mm×全幅2197mm×全高1905mmもあり、とくに2.2メートル近い全幅はその取り回しに苦労するほどです。

 しかし、見るものを圧倒する迫力あるボディや軍用車両ベースならではの本格的な走破性は、ウィル・スミスなど多くの著名人の支持を得ることに成功します。

 その後は順調な売れ行きをみせますが、3トンを超える重量による燃費の悪さや排ガス規制をクリアできないこともあって、2006年に販売を終了しました。

 そんなハマーの迫力あるエクステリアを継承したレプリカが、アメリカのオークションサイト「ebay」に出品されて注目を集めています。

 今回の出品車のベース車両は、ダイハツが1984年に販売していた「ラガー(海外モデルはフォートラック)」になります。

 ラガーはダイハツが本格SUVとして開発した「タフト」の後継車として1984年に誕生しました。

 フレームは「ランドクルーザー」や「ジムニー」同様、本格オフローダーが採用しているラダーフレームで、悪路走破性に優れています。

 またサスペンションも前後リーフリジッドを採用するなど、ダイハツの本気度が伺えます。

 ボディは3ドアで、サイズ感としては同社SUV「ロッキー」より全高は高いものの全長は一回り短く、取り回しに優れたボディサイズです。

 パワートレインは2.8リッター直列4気筒OHVディーゼルターボエンジンが搭載され、現在のクロカン4WDと比較するとコンパクトなこともあり、低速からトルクフルな走りを見せてくれました。

 しかし、当時はクロカン4WDの人気がそこまで高くなかったこともあって、1997年(海外モデルは2007年)に生産終了となります。

 そんなダイハツの本格SUVであるラガーをベースにしたハマーレプリカですが、年式は1998年モデルの個体が出品されていました。

「The Beast」と名付けられた個体のパワートレインは2.8リッターのディーゼルで、5速MTと組み合わされて4輪を駆動します。

 そして、最大のトピックはラガーの面影を全く感じさせないほど変貌したエクステリアです。

 エッジをきかせた大きく張り出したフェンダー処理や30インチの大径ホイールに組み合わされるロープロファイルタイヤはハマーの面影を強く残し、コンパクトサイズのラガーを迫力あるスタイルにしています。

 ボディカラーは、ホイールを含めてメタリックの入ったブラウンで、他のクルマにはないオリジナリティを演出しています。

 逆にインテリアはラガーのノーマルインテリアを引き継いでおり、エクステリアのようなインパクトは感じさせません。
 
 ただし、レザーシートに換装することでチープな印象はなく、シンプルにまとまっています。

 エンジンなどのクルマの状態を確認できるデータはありませんが、走行距離は約6万マイル(約9万6560km)のディーゼル車ということもあって、まだまだ走りを楽しめる個体といえるでしょう。

※ ※ ※

 オークションは2024年5月22日に開催され、6000ポンド(約119万円)スタートで7000ポンドで即購入できる仕組みでしたが、入札者が現れなかったのか5月28日に落札者がいないまま締め切られました。

 およそ、3.7mの全長に2mクラスの全幅はインパクト抜群で、ベースがダイハツということは微塵にも感じません。 

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