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「激安っ!」“3550円”で運転免許が取得できる! “技能試験不要”な「1番安い」運転免許と「1番高い」運転免許とは?

くるまのニュース / 2024年6月22日 7時10分

普通免許や普通二輪免許など多くの種類が存在する運転免許のなかで、最も取得費用が安い免許と高い免許は一体どれなのでしょうか。

■最安な運転免許は1日で取得できる!

「運転に一定の技量が必要な機械装置や設備の運転に対する免許」として定義づけされている運転免許。
 
 そのなかには普通免許や普通二輪免許など多くの種類が存在しますが、最も取得費用が安い免許と高い免許はどれなのでしょうか。

 運転免許は大きく「第一種免許」と「第二種免許」の2種類に分けられます。

 第一種免許は公道で車やバイクを運転するために必要で、第二種免許はバスやタクシーなどの旅客運送に必要です。

 第一種免許には大型免許、中型免許、準中型免許、普通免許、大型特殊免許、大型二輪免許、普通二輪免許、小型特殊免許、原付免許、けん引免許の10種類があります。

 そして第二種免許には大型第二種免許、中型第二種免許、普通第二種免許、大型特殊第二種免許、けん引第二種免許の5種類が設定されています。

 多くの免許保有者は、仕事やプライベートで利用するために必要な免許を取得しますが、身分証明書として使うためや、15種類の免許を全てコンプリートしたフルビット免許証を手に入れるために免許を取得する人もいます。

 そんな数ある免許のなかで最も安い免許は「小型特殊免許」です。

 この免許は、最高速度が時速35km未満の農耕トラクターやコンバインおよび、長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.8m以下、最高速度が時速15km以下のロードローラーや除雪車などを運転できる免許です。

 小型特殊免許には技能試験がなく、運転免許センターや免許試験場で適性試験(視力や聴力検査など)と学科試験を受け、合格すれば免許を取得できます。

 また自動車教習所に通う必要がないため、費用を抑えられます。

 警視庁のホームページによると、小型特殊免許の受験資格は「16歳以上」「視力が両眼で0.5以上であること。

 一眼が見えない場合は「他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上であること」とされています。

 気になる費用は、受験料1500円と免許証交付料2050円の合計3550円で取得できます。

 一方で、最も取得費用が高い免許は「大型二種免許」です。

 普通MT免許を持っている人が大型二種免許を取得する場合、自動車教習所の料金設定により変わりますが、一般的に約50万円から55万円ほどかかるとされています。

 この免許は乗車定員30人以上の大型バスを運転できる免許です。

 なお指定自動車教習所を卒業した人が大型二種免許の試験を受ける場合、受験料1700円と免許証交付料2050円の計3750円が必要となります。

 受験資格としては「21歳以上」かつ「視力が両眼で0.8以上、一眼でそれぞれ0.5以上」「大型、中型、準中型、普通、大型特殊免許のいずれかを現に受けており、その運転免許を3年以上保有していること」が求められます。

 ただし、2022年5月からは一定の教習を修了することで、19歳以上で大型、中型、準中型、普通、大型特殊免許のいずれかを1年以上保有していれば受験可能となりました。

※ ※ ※

 わずか3550円で取得できる小型特殊免許ですが、普通免許を持っていれば小型特殊自動車を運転することができます。

 そのため、実際には小型特殊免許のみを取得する人は少ないのが現状です。

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