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高速空白地帯「豊橋」が「新東名直結」に!? 将来は長野直結!?「浜松湖西豊橋道路」手続き進行中 自動車工業地帯に念願の高速道路

くるまのニュース / 2024年6月24日 7時40分

中部地方の新たな道路ネットワークとなる「浜松湖西豊橋道路」が、事業化に向けて手続きが進んでいます。どのようなルートで、計画はどこまで進んでいるのでしょうか。

■中部地方の代表的流通港湾「三河港」

 中部地方の新たな道路ネットワークとなる「浜松湖西豊橋道路」が、事業化に向けて手続きが進んでいます。
 
 完成すればどれだけ便利になるのでしょうか。また話はどこまで進んでいるのでしょうか。

(あるいは新東名の浜松いなさJCT)までつなぐ高規格道路です。

 豊橋市は中核市であるものの高速道路が周辺になく、国道151号で豊川ICへ行くしかありません。信号待ちも多いほか、東京方面へはやや迂回になります。

 また、三河港は中部地方の自動車産業にとって重要な流通港湾ですが、その港湾へつなぐ道路の整備が不十分で、信号待ちや生活交通との混在が課題となっています。

 そのため、このエリアを信号のない高規格道路で東名・新東名へ直結するのが、この道路です。

 将来的には、浜松いなさJCTから北へ伸びる「三遠南信道」が、長野県飯田市で中央道に接続する予定。完成すれば、豊橋~松本という広域ネットワークが完成します。

 途中のICは三河港、国道23号、二川、新所原、三ケ日の5か所。時間短縮は、豊橋市内から新東名までが約5分、広いアクセス道路を持たなかった湖西市街(新所原など)からは、19分もの短縮が見込まれています。

 さて、気になる進捗ですが、すでに計画段階評価で「概略ルート」が決定。総延長約26kmで豊橋・二川の両市街地を通過する「西側ルート」になりました。

 それをもとに現在、都市計画決定と環境アセスメントという2つの手続きが行われている状況。これが終われば、いよいよ事業化待ちという段階になります。

 その環境アセスメントの手続きは、「方法書」「準備書」「評価書」の3段階のうち、最初の「方法書」のプロセスが始まろうとしています。方法書の縦覧は2024年7月19日から1か月間おこなわれる予定。その後、方法書への一般意見や実際の調査結果をふまえた「準備書」の作成段階へ移っていきます。

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