全長5m級！トヨタが新たな「ラージSUV」まもなく発売!? 17年ぶり復活！ 斬新フェイス＆車中泊出来そう空間の「クラウン」 発売はどうなった？

2024年央以降に発売予定となるトヨタ新型「クラウンエステート」。ネット上やSNSなどでは、発売時期について様々な噂が出ていますが、現状はどうなっているのでしょうか。

■17年ぶり復活？ 新型クラウンエステートはどのようなクルマ？

　トヨタは新型「クラウンエステート」を2024年央以降に発売予定とアナウンスしています。

　ネット上やSNSなどでは、「7月下旬に発売されるのでは？」という声、さらには「（7月の）販売が延期される」とも言われていますが、現状はどうなっているのでしょうか。

　2022年に登場した16代目のクラウンは、「セダン」「クロスオーバー」「エステート」「スポーツ」という4つのボディを設定しています。

　そのなかで「セダン」「クロスオーバー」「スポーツ」はすでに発売しており、残すは「エステート」のみとなりました。

　かつてエステートという名前は、1999年に登場した11代目クラウンまで使われていました。

　そのクラウンエステートは2007年に生産終了しており、今回発売されれば17年ぶりの登場となります。

　新型クラウンエステートはそれまでのステーションワゴンとは異なり、ラージSUVとしてラインナップされます。

　ボディサイズ（開発値）は、全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベースは2850mmと、同社のSUVと比較しても大柄な部類といえるでしょう。

　エクステリアやエクステリアはクラウンブランドとしての高級感が感じられ、かつエステートらしい広い荷室が兼ね備えられたラグジュアリーワゴンSUVです。

　パワートレインはHEV（ハイブリット）とPHEV（プラグインハイブリット）が設定されており、どちらも駆動方式は4WDです。

　デザインでは、ボディカラーはモノトーン5色とバイカラー5色の計10色が設定されています。

　フロントグリルには、他の新型クラウンにも見られる「ハンマーヘッド」の採用や、エステート独自のひし形を組み合わせたようなデザインのものを装着している点が特徴的です。

　そして、インテリアカラーはブラック、ブラウン、ブルーの3色が設定されています。

　その中でもブルーは新型クラウンエステートのみの設定で、爽やかな上質感を演出しています。

　さらに、広い荷室と座席がフルフラットになることから、車中泊での快適性も確保し、アウトドア利用にも適したモデルです。

　トヨタの公式サイトには、「後席のフルフラットデッキと共に機能的なSUVとしてアクティブライフを楽しめる」とあります。

　新型クラウンエステートの発売時期は「2024年央以降」の発売予定となっていますが、現在販売店ではどのような状況なのでしょうか。

　関東圏のトヨタ販売店の担当者は次のように話します。

「新型クラウンエステートの発売は延期になりました。

　もともと7月下旬での販売を予定していましたが、発売日の具体的な日程は販売店にも知らされていないので、お客様にお伝えできない状況です。

　公式のサイトでお知らせしている通り、2024年央までには動きがあると思います。

　また延期の発表を受けまして、多くのお客様から『非常に残念』という声をいただいております。

『一番楽しみにしているモデルなのでできるだけ早く発売してほしい』と、エステートを心待ちにしているユーザーもいました」

　また、関西圏の販売店の担当者は次のように話します。

「残念ながら、新型クラウンエステートの販売は延期しています。

　先日ありました型式不正の対応でしたり、新型ということで部品の見直しに時間がかかっているとのことです。

　また、台数を限定的にして発売する可能性もあると予想しています。

　多くのユーザーから新型クラウンエステートを心待ちにしているとの声をいただいています。

『2024年央まで待ちきれない』といった声から、『他のモデルの購入を検討しようかな』という声までございます」

※ ※ ※

　クロスオーバー、スポーツ、セダンに続くクラウンシリーズ最後のエステート。

　すでに多くのユーザーが正式発表ならび発売を待っています。

　今後、新型クラウンエステートにどのような動きがあるのか、注目です。