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タフすぎるトヨタ「SUVミニバン」あった!? “両開き”「斬新ドア」×超タフ仕様がカッコイイ! めちゃ使えそうな「クロスバンギア」 市販化すれば人気必至か

くるまのニュース / 2024年6月26日 11時50分

トヨタ車体は、かつてミニバンとSUVをかけ合わせた意欲的なモデルを公開していました。

■トヨタ発の「SUVミニバン」 登場すれば人気が出るか

 クロスオーバーSUVはアウトドア人気などの影響もあり、近年では定番タイプとなりました。そしてミニバンも多人数乗車ができて荷物も積めることから、長年人気を保っています。
 
 これらを融合させた「SUVミニバン」は、人気を獲得しそうな存在ですが、現在ほとんどラインナップされていません。しかし、トヨタ車体はそんなSUVミニバンの姿を示すコンセプトカーを公開していました。

 トヨタ車体は2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023(以下JMS2023)」で「X-VAN GEAR CONCEPT(クロスバン ギア コンセプト、以下クロスバン ギア)」を世界初公開しました。

 クロスバン ギアは、クロスオーバーSUVスタイルにスライドドアを備えるミニバンのコンセプトモデルです。

 ボディサイズは、全長4695mm×全幅1820mm×全高1855mm。室内は長さ2965mm×幅1550m×高さ1340mm。

 トヨタの主力ミディアムサイズミニバン「ノア」「ヴォクシー」の現行モデルと全長・全高が近く、扱いやすいサイズに設定されています。

 エクステリアは角張ったボクシーなスタイリングを基本に、艶消しブラックのバンパーやワイドな前後フェンダー、ロッカーパネルを装備するなど、タフさを全面に押し出したようなもの。

 また、オフロード走行時の視界確保を見据えたのか、水平に伸びたボンネットや切り立ったフロントガラスなど、現在までに販売されたどのミニバンにも似つかない特徴的なデザインです。

 最低地上高は不明ですが、通常のミニバンよりも大幅に高められていると見られ、走破性能も期待できます。

 対してインテリアは、ブルーとライトグレーの明るいカラーを基調とし、モダンな印象を与えています。ルーフはパノラマルーフとなっており、大自然を満喫できるようになっています。

 シート配列も独特で、ロングスライド機構を持つ助手席は回転・折りたたみ機構を搭載しているほか、2列目シートバックにはテーブルを備え、ベンチシートとなっている3列目の乗員が快適に過ごせる空間に設計されました。

 そしてクロスバン ギアの最大の特徴は、前後ドアが両開きになっていることです。

 フロントはアイシン製の「リンクドア」を採用し、レールがなく外側に開いてスライドします。

 リアドアは通常のレール付きスライドドアで、Bピラーを持たない構造です。

 これにより、室内への乗り込みが容易になるとともに、自転車のような大きなギアや釣り竿・サーフボードなどの長尺物も楽々と積み下ろしが可能で、ユーザー自身でさまざまな使い方ができます。

 JMS2023のトヨタ車体ブース担当者によると、パワートレインはハイブリッドやPHEV、BEVなど、ニーズに合わせて検討していくといい、市販化についても「反響次第では市販化に向けてトヨタ自動車本体へと提案するかもしれません」と話しています。

※ ※ ※

 現在、キャンプ人気を筆頭にアウトドアレジャーが一般に浸透。それに伴って、クルマもアウトドア”映え”し、しかも走破性能の高いSUVが支持されています。

 さらに、従来は業務用途として使われてきた商用バンを自身のライフスタイルに合わせてカスタムし、アウトドアギアとして活用するというユーザーも増えています。

 その一方で、大人数が快適に移動できるミニバンとSUVを融合されたモデルは三菱「デリカD:5」が唯一無二の存在で、長年支持されているロングセラーモデルとなっています。

 クロスバン ギアは、公開当初から大いに注目を集め、市販化を求める声も多数寄せられています。

 デリカD:5と真っ向勝負を挑めるライバルとして、今後もその登場に期待が高まります。

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