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2人乗りの斬新「和製スーパーカー」実車展示! 全長5mのエアロデザインがスゴい!? 謎の「VEGA」 今夏正式発表へ

くるまのニュース / 2024年6月26日 12時50分

2024年6月22〜23日にかけて、横浜みなとみらいで開催されたGREEN×EXPO2027の1000日前イベントに、画期的なデザインのコンセプトカーが展示されました。

■全長5mの和製スーパーカーが登場!

 J-BEVU(ジェイベイブ)は、GREEN×EXPO2027の1000日前イベントで開発中の新たなコンセプトカー「VEGA」を展示しました。どのようなモデルなのでしょうか。

 GREEN×EXPOは、自然と共生した持続可能な社会の実現を提案して開催されています。

 今回、J-BEVUは、豊かで夢のあるモビリティー社会の実現に向け、国内商業生産メーカーとして本イベントに参加しました。

 現在、環境負荷の削減や交通手段の多様化を目指し、新たなクルマの形が追求されています。

 さまざまな企業で開発が進められていますが、そのなかのひとつであるJ-BEVUはFRPの製造や加工技術を強みとし、レストア事業にも力を入れています。

 加えて、ミニカーの製造にも携わっており、これまでに「E-DRAGON」と「EL2」の2車種の超小型モビリティを開発し、現在も販売中です。

 両車とも原付一種(ミニカー)登録となる1人乗りの電気自動車(EV)で、E-DRAGONはレトロチックなデザイン、一方のEL2は未来的な見た目をしています。

 この2車種のデザインについては、「可愛い」と好評だったようです。

 バッテリーはいずれも鉛電池仕様になっており、E-DRAGONはリチウム仕様も選択できます。

 そして、J-BEVUが今回新たに展示したコンセプトカー「VEGA」は、近未来を連想させるような画期的なデザインが注目を浴びました。

 ボディサイズは全長5000mmとかなり大きく、全幅は2000mm。

 一方で全高1000mmと車高は低く、平べったい印象のサイズ感になっています。重量はFRPにより軽量化が図られ、1200kgとなっています。

 トランスミッションはATを予定していますが、原動機方式などはまだ未定とされています。

 また、スペック等に関しても、まだ開発段階中のため、詳しくは確定していません。

 これらの詳細は2024年10月のジャパンモビリティーショーで発表される予定です。

 VEGAのボディは個性的で他に類を見ないデザインとなっています。なぜこのような見た目になったのでしょうか。

 これについて、J-BEVUの担当者は次のように話しました。

「VEGAは今回のイベントではオートクチュールの枠で出店しています。

 このデザインはカロッツェリアに在籍していた某有名デザイナーのラフスケッチをもとに製造しました」

 有名デザイナーのもと手掛けられ、まるで空飛ぶクルマを連想させるようなVEGAですが、まだ開発段階のため、現在では国内での型式取得は検討中とのこと。

 また、前作の超小型モビリティから打って変わってスーパーカーのようなVEGAが発表されましたが、開発の経緯にはどのようなものがあったのでしょうか。

 これについて、前出の担当者は次のように話しています。

「去年のジャパンモビリティショーでE-DRAGONとEL2の2車種を発表したのですが、『2人乗りなら欲しいけど、1人乗りだと欲しくない』という声が多くありました」

 前作の超小型モビリティはデザインの可愛らしさが注目されていた一方、「1人乗り」という不便さゆえ手をだしにくいと考える人が多かったとのこと。

 さらに、法律の整備次第では、使い勝手が悪くなるという懸念点もありました。

 そのため、J-BEVUは今回は小型モビリティからハイパーカーへ舵を切り、VEGA開発に至ったというわけです。
 
※ ※ ※

 有名デザイナーと手掛けられた近未来的なデザインが特徴のVEGAですが、サイズ以外の情報はまだ詳しくは未定になっています。

 2024年10月のモビリティーショーで詳細を発表し、徐々に本格的な受注を開始していく予定となっているようです。 
 
 また、2025年3月のモビリティーショーにも出展予定となっています。

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