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三菱が「新型“コンパクト”SUV」発表! 全長4.3m級×クラス超え「上質内装」採用! 斬新「T字ライト」採用の「新型Xフォース」フィリピンで発売

くるまのニュース / 2024年7月10日 20時25分

三菱のフィリピン法人は新型コンパクトSUV「エクスフォース」を発売しました。どのようなクルマなのでしょうか。

■新型「エクスフォース」 上質内装に精悍デザイン採用

 三菱自動車工業のフィリピン法人は2024年6月28日、新型コンパクトSUV「エクスフォース(X-FORCE)」の先行予約を開始しました。
 
 発売は7月5日を予定しています。

 エクスフォースは2023年8月にインドネシアで世界初公開されたグローバルモデルのコンパクトSUVです。

 主にASEAN地域に向けて開発され、インドネシアでの発売を皮切りに中南米、中東、アフリカにも投入されます。

 ボディサイズ(インドネシア仕様)は全長4390mm×全幅1810mm×全高1660mm、ホイールベース2650mmと、トヨタ「カローラクロス」や三菱「エクリプスクロス」などに近いボディを持ちます。

 デザインテーマは「シルキー&ソリッド」を提唱し、直線基調の立体的な面構成にメリハリをつけ、SUVの逞しさや躍動感を表現。

 フロントフェイスはT字形のヘッドライトに三菱のデザインテーマである「ダイナミックシールド」を組み合わせ、力強い雰囲気を感じさせます。

 ボディサイドはピラー上部がブラックアウトされる2トーンカラーにより、都会的で洗練されたスタイルを実現。

 リアはフロント同様のL字型を採用し、大型のリアスポイラーを組み合わせ、スポーティなイメージも持たせています。

 インテリアは、「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」をコンセプトとし、クラストップレベルの室内空間を実現。水平形状のインパネを採用することで、スタイリッシュなデザインとともに視界の広さも実現しました。

 また、上級モデルでは12.3インチのディスプレイオーディオや8インチデジタルメーター、ヤマハと共同開発した「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」、アンビエントライト、本革シートなどを搭載し、クラスを超えた上質なモデルに仕上げています。

 パワートレインは最高出力77kW・最大トルク141Nmを発揮する1.5リッター4気筒エンジンにCVTを組み合わせ、全車FF(他地域では4WDも設定)となっています。

 最低地上高は193mmを確保したほか、AYC(アクティブヨーコントロール)や4つのドライブモード選択、テレインコントロールを採用。オンロード、オフロード両面で高い走行性能を確保しました。

 先進運転支援システムでは、アダプティブクルーズコントロールや衝突被害軽減ブレーキをはじめ、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートも設定し、先進安全性能を強化しています。

 ラインナップは上級モデル「GT」とベーシックモデル「GLS」の2タイプで、価格は136万7000ペソ(約375万円)から158万1000ペソ(約434万円)に設定されています。

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