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“2.8L直6”搭載! トヨタ「高級2ドアクーペ」実車展示! 今や「800万円級」の “ オジサン世代”が憧れたモテ車「ソアラ」とは?

くるまのニュース / 2024年7月4日 20時10分

トヨタ産業技術記念館に展示されていたトヨタ初代「ソアラ」は、一体どのようなクルマなのでしょうか。

■トヨタ初の高級パーソナルクーペ「ソアラ」とは?

 以前に愛知県名古屋市にあるトヨタ産業技術記念館を訪れた際に、トヨタの高級パーソナルクーペ「ソアラ」が展示されていました。
 
 英語で「最上級グライダー」の意味をもつ同車は一体どのようなクルマなのでしょうか。

 ソアラは、1981年から2005年まで4世代にわたり展開。

 2005年には名称を「レクサス・SC」に変更し、2010年まで販売されていました。

 ソアラは豪華なデザインと先進的な機能で知られており、特に初代はトヨタの初の高級パーソナルクーペとして注目されました。

 初代ソアラのボディサイズは全長4655mm×全幅1690-1695mm×全高1360mm、ホイールベース2660mmのロングノーズ&ショートデッキの2ドアバッククーペのデザインが特徴的。

 機能面ではデジタルスピードメーターやLEDタコメーター、マイコン制御式オートエアコンなど、先進的な機能が多数採用されています。

 最上級グレードの「2800GTリミテッド」には、専用の本皮革バケットシートやテクニクス製オーディオが装備され、特別感を演出。

 パワートレインには、2リッターおよび2.8リッター直列6気筒エンジンがラインナップされ、後にターボ仕様や3リッターエンジンも追加されました。

 初代ソアラの生産が終了してから約40年が経過しましたが、現在でも走行距離が少ない個体が存在し、その価値は高まっています。

 直近では中古車情報サイトで、走行距離が少ない「2800GT」が約800万円で販売されている例もあります。

 その背景には1980年代から2000年代の日本車が海外で大きな人気を博し、中古車市場での価値が高騰していることがあります。

 初代ソアラは今回伺ったトヨタ産業技術記念館などで展示されているほか、トヨタ/レクサス車のサブスクリプションサービス「KINTO」のクラシックカー部門、「Vintage Club by KINTO」では、「ソアラ 2800GTリミテッドエディション(1982年式/AT)」を楽しむこともできます。

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