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トヨタが新型「ランクル70ナロー」発売!? 2人乗り&フェンダー無し仕様、実車公開! 日本復活でアンダー400万円もあり得る?

くるまのニュース / 2024年7月6日 19時30分

トヨタ「ランドクルーザー70」に注目が集まっています。それは「群馬パーツショー2024(以下GPS)」において展示された個体です。

■やっぱり出る!? ファン待望の「ランクル70ナロー」がGPSに展示!

 高崎市のGメッセ群馬で開催されている「群馬パーツショー2024(以下GPS)」において展示された、トヨタ「ランドクルーザー70」に注目が集まっています。

 ランドクルーザー70(以下70系)は、2023年11月に8年ぶりに日本販売が再開された人気クロカン4WDです。

 1884年に「40系」の後継車として発売されて以来、コアなユーザー層に絶大な支持を得てきました。

 また海外ユーザーからの信頼も篤く、デビューから40年経った現在まで幾度となく改良が施されて現役を維持している希有な存在です。

 そんな70系は、国内では商用車路線を変更して3ナンバーワゴン仕様に生まれ変わりました。

 トランスミッションもATとなったことで、よりユーザーの裾野が広がり、特に後席の快適性を重視するファミリー層から歓迎されます。

 一方で、プロユースとしてのニーズも多い70系は、今回のマイナーチェンジによって高級路線になったと受け取る人も少なくないようです。

 そんな中、2024年のGPSには、同時に発表された「ランドクルーザー250」よりも多く展示されており、カスタムビルダーによってドレスアップされた車両が会場を彩っています。

 しかし、そんな中にひときわ異彩を放っている1台の70系がありました。

 よく見ると左ハンドル車で、オーバーフェンダーのないナローボディ。

 ドアには「中東仕様」という手書きの張り紙が。このナローボディの70系の説明を読むと、純正の電動ウインチ、牽引フック、シュノーケル、ルーフラック、そして大径タイヤ&スチールホイールが付けられていると書かれています。

 ただ、その最後に「荷室拡大」の文字が。一体どういうことなのでしょうか。

 車内を見させてもらうと、中にはセカンドシートがなく運転席以降はフラットフロア状態。車中泊などをするには、うってつけの仕様です。

 車両について、現場で説明をしていた担当者に聞きました。

「この車両は、中東向けの70系に純正オプションを装着した車両です。

 ただしご覧の通り、ナローボディでセカンドシートも取ってあります。

 日本では、JAFのサービスカーなどをはじめ、多くのプロフェッショナルな現場で未だ古い70系が使われています。

 しかし、走行距離も多くかなり経年していることから、新しい70系が欲しいというお声をいただいています。
 多くの機材などを積載するプロのユーザーにとっては、セカンドシートはないほうが使いやすいということをお聞きしました。

 また、道路保守などの現場では車幅が狭い車両が必要とされるということで、今回はご提案という形で展示させていただいております」

 オーストラリアや中東といった70系の主要な輸出先では、日本と同じオーバーフェンダー装着車だけでなく、ビジネスユースのためのナロボーディもラインナップされています。

 しかし、国内ではそのニーズの多さを考えてか、3ナンバーのワイドボディワゴンという仕様のみが販売されました。

「古くからのユーザーをはじめ、日本でもナローボディを望む声があるのは知っておりました。

 我々としても、日本でナローボディを復活させて、現在よりも安い価格でご提供したという気持ちは持っております。

 とりあえず、今回のショーで皆様のご意見をいただいて、どういう形で日本市場に投入できるのかを考えていきたいと思っています」(前出の担当者)

 ちなみに、ナローボディというと1ナンバーというイメージを持つ人が多いと思いますが、このスタッフによれば1ナンバー、3ナンバーのどちらにでもできる可能性があるといいます。

「一般ユーザーさんにすれば高速料金でメリットのある3ナンバーだと思いますが、企業さんなどに買っていただく場合は1ナンバーの方が税制的にメリットがあります。

 その点についても多くのご意見をお聞きして、考えていきたいと思います」(前出の担当者)

 現在はセカンドシートを外しただけの状態で展示されていますが、もし発売する場合はフロアをさらにフラットにする工夫も考えたいということです。

 また、一部のファンから残念がる声が多いリアマーカーレンズの処理についても、再販モデルのようにダミーレンズを残す方向に戻すかもしれないということでした。

■ランクル70ナロー全体像は? …2年後に日本発売? 価格はいくらぐらい?

 ただし、すでにある仕様を逆輸入するわけでなく、国交省の認証を受ける必要があるため、一朝一夕で発売できるわけではないようです。

 仮に発売するとしたら、どれくらいで可能かという問いに対しては、「最低でも2年は」という答えが返ってきました。

 また、車両価格についても「できるだけ抑えたい」ということで、もしかすると400万円を切る可能性が十分にありそうです。

今回展示されたのは中東仕様今回展示されたのは中東仕様

 古くからのランクルファンの中からは、2004年の国内販売中止以来なくなっているナローボディの復活を望む声が多く聞かれています。

 2シーターという仕様は特殊ですが、クロカン4WDのパーソナルユースがスタンダードになっている現在、この70系が市場で成功を収める可能性は十分にあり得るのではないでしょうか。

 現在、70系は日本では受注停止状態となっていますが、第一期受注分の生産が完了する予定の2年後には再び受注が開始されると言われています。

 そのタイミングでナローボディ追加のニュースが聞けることを、ぜひとも期待したいところです。

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