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スバルが新型「爆速セダン」世界初公開! 680馬力&漆黒ボディの「モンスター仕様」!? 史上最速「WRX」英でお披露目

くるまのニュース / 2024年7月11日 8時25分

スバルは「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」で実車を世界初公開する「プロジェクト ミッドナイト」について発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

■爆速仕様の「モンスターWRX」がスゴイ!

 スバル・モータースポーツUSAは、2024年7月11日から英国で開催の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024」で実車の披露が行われる「WRXプロジェクト・ミッドナイト」を初公開しました。
 
 プロジェクト・ミッドナイトは、以前のジムカーナカー「エアスレイヤー」の記録的な成功から生まれたマシンで、絶対的なスピードという唯一の目標を掲げ、性能を新たなレベルに引き上げています。

 プロジェクト・ミッドナイトの原型である「エアスレイヤー」は、「WRX STI(2020年モデル)」をベースとし、バイラルビデオ「ジムカーナ2020」の主役として、230フィート(約7m)のジャンプといったワイルドなスタントを披露しました。

 そして今回、スポーツセダン「WRX(現行モデル)」をベースに、舗装路(ターマック)でのスピードに特化したプロジェクト・ミッドナイトが製作されました。

 プロジェクト・ミッドナイトはラリークロスでの優位性を受け継ぎ、超ワイドな空力ボディと「WRX ARA24グラベル・ラリーカー」に搭載されているウイングを拡大したものを装着。つや消しブラックのボディカラーやボディサイドの黒い六連星のステッカーと相まって、迫力のある外観を実現しています。

 また、カーボンファイバー製のボディと軽量化が施されたシャシにより、車両重量2469ポンド(約1120kg)という圧倒的な軽さを可能にしました。

 パワーユニットとして、最高出力670hp(約680馬力)、最大トルク680lb-ft(約921Nm)を発生する2リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載。ボンネット出口に設けられた排気口から炎を吐き出す仕様になっているといいます。駆動方式はAWD(全輪駆動)です。

 さらに、ターマック用のサスペンション・ジオメトリーを採用したほか、18×11インチのOZレーシング・スーパーツーリズモLMPと280/650R18ヨコハマADVANスリックタイヤを装着。スバル・モータースポーツUSA史上最速のWRXレースカーに仕上げられました。

※ ※ ※

 スバル・モータースポーツUSAのドライバー、スコット・スピード選手は次のようにコメントました。

「走らせてみると、ラリークロスがルーツであることは明らかだが、幅広のタイヤ、トラック、ジオメトリーによって、非常にユニークなフィーリングと驚異的なグリップを実現している。

 半分はラリークロス、半分はスポーツカーという究極のドライビング・マシンで、運転するのが本当に楽しい」

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