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「アルファード」サイズの新型「3列シートミニバン」発表! 全長4.9m超え「超シンプルデザイン」がカッコイイ! ながーーい「EQT」がドイツで登場

くるまのニュース / 2024年7月21日 10時10分

メルセデス・ベンツは新型「EQT」(ロングホイールベースモデル)を発表しました。

■LWBモデル追加でラインナップを拡大…

 メルセデス・ベンツは2024年6月21日、新型EVミニバン「EQT」のロングホイールベース仕様を欧州で発表しました。

 EQTは、ルノーとの業務提携によって登場したミディアムミニバン「Tクラス」をベースにしたEV(電気自動車)で、2023年5月に発表されました。

 日本でも販売されているルノー「カングー」シリーズとはコンポーネントを共通しており、実質的に兄弟車となります。

 今回発表されたロングホイールベース仕様のボディサイズは全長4922mm×全幅1811mm×全高1859mm、ホイールベース3100mm。標準仕様より全長が424mm伸び、ホイールベースが380mm延長されており、その分、車内空間が広くなっています。

 このボディサイズはトヨタの高級ミニバン「アルファード」ほどのサイズ感ですが、Tクラスはファミリー/レジャーユースを想定しながらも、基本設計が商用・乗用どちらにも使えるモデルといったキャラクターで、道具としての合理的な機能性が追求されています。

 なお、上級ミニバンとしては「Vクラス」および同EVモデル「EQV」がラインナップされています。

 荷室容量(5名乗車時)は標準仕様の551リッターに対して、828リッターと大容量化。オプションで2名分のサードシートが設定され、7人乗りも選択できます。

 さらに、ロングホイールベース化に伴って、スライドドアの開口部が広くなっているため、乗降性も向上しています。

 シートアレンジは多彩で、セカンドシートとサードシートはすべて個別にスライド・格納・脱着が可能。セカンドシート、サードシートをすべて外した際の荷室容量は最大3600リッターを確保できます。

 パワートレインは標準仕様と同様、最高出力90kW(122馬力)・最大トルク245Nmを発生します。これに容量45kWhのバッテリーを組み合わせ、一充電当たりの航続距離は282km(WLTPモード)です。

 先進機能では、直感的操作を可能にした最新のマルチメディアシステム「MBUX」を採用したほか、レーンキープアシストや交通標識認識、アクティブブレーキアシストなどが標準装備されています。

 価格は4万1613ユーロ(約725万円)からとなっています。

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