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「休憩したいのに停められない…」「中で寝てるクルマ多すぎ!」高速道路SA/PAでの「車中泊」は迷惑行為? では「しっかり眠りたい」時はどうすれば良い?

くるまのニュース / 2024年7月19日 5時50分

高速道路の移動でサービスエリアやパーキングエリアを利用することがありますが、このような施設で仮眠や車中泊はしても良いのでしょうか。

■PA/SAで「車中泊」をしても良いの?

 旅行や出張など、高速道路を利用して長距離移動をする際は、安全のためにサービスエリアやパーキングエリア(SA/PA)で休息を取り、疲れを癒やすこともあるでしょう。
 
 その際に、短時間の「休憩」ではなく、車内でたっぷり「宿泊」しても問題は無いのでしょうか。

 結論から先に言えば、「SA/PAで車中泊をするのは避けるべき」です。

 高速道路を管理するNEXCO中日本に、本件について話を聞いたところ、「SAやPAはあくまで休憩する場所としていますので、車内で宿泊するなど駐車場を長時間占有するような行動はご遠慮いただきたいです」との回答がありました。

 例えば、クルマの中でゆっくり過ごしてコンディションを整える程度の仮眠であれば問題ないといえます。

 しかし、一晩宿泊するなどの場合は、長時間にわたり駐車場を独占することになり、他の高速道路利用者が駐車できなくなるなど、迷惑を掛けることになってしまうのです。

 SA/PAの長時間利用については、明確に罰則が設けられているわけではありません。

 しかし、昨今はSA/PAでの駐車スペース不足が問題になっており、利用者がお互い快適に利用するためにも、駐車スペースの独占はNGだといえます。

 では、もし長時間ゆっくりと睡眠を取りたいなど、本格的な車中泊をしたい場合にはどうすれば良いのでしょうか。

 実は、高速道路には車中泊が可能なスポットもしっかり設置されています。

 例えば、新名神高速道路の鈴鹿PA(上り)にある「RVステーション鈴鹿PA」は、全国初の駐車場直結型車中泊スポットで、全長8.0m、全幅3.5m以下のクルマであれば、1台2200円で利用可能。

 12時から翌10時までゆっくりと過ごすことができ、100VのAC電源も設置されています。

 また鈴鹿PAにはコインシャワー施設もあるため、快適に車中泊が楽しめます。

 ただし、利用可能台数は5台のみと少ないため、利用する際は早めに予約をしておくと安心でしょう。

 また、車中泊に限らず一晩しっかり眠りたいならば、高速道路を降りずに宿泊できる「ハイウェイホテル」や、SA/PAから入ることができる宿泊施設もありますので、長時間の睡眠をする時はこれらの施設を利用しましょう。

 さらに、中には温泉まで備えた豪華な設備の施設もありますので、長時間ドライブの疲れも癒やされるでしょう。

※ ※ ※

 このようにSAやPAでの車中泊は、駐車場を長時間独占する迷惑な行為となりますので、休憩する際は仮眠程度に抑えるべき。

 そしてしっかりと睡眠をとりたいのならば、車中泊が可能なスポットやハイウェイホテルを活用するなど、高速道路の利用者がお互いを尊重しあい、気持ちよく移動できるようにしましょう。

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