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相模湖IC~橋本直結!? 夢の短絡ルート「津久井広域道路」どこまで進んだのか 小仏も八王子JCTも全部スルー!?「保土ヶ谷バイパス直結」実現可能性は

くるまのニュース / 2024年7月18日 17時40分

相模湖から橋本を直結し、渋滞の激しい中央道「小仏トンネル」「八王子JCT」周辺をまるまるバイパスできる新たな道路「津久井広域道路」が整備中です。どこまで進んだのでしょうか。

■夢の直結新ルート 全通はいつになる?

 相模湖から橋本を直結し、渋滞の激しい中央道「小仏トンネル」「八王子JCT」周辺をまるまるバイパスできる新たな道路「津久井広域道路」が整備中です。
 
 完成すればどれだけ便利になるのでしょうか。また、どこまで工事が進んでいるのでしょうか。

「津久井広域道路」は、中央道の相模湖ICから南東に進み、圏央道の相模原ICへ直結し、橋本の市街地へ抜けていくルートです。延長線上に国道16号があり、町田市、保土ヶ谷バイパス方面へダイレクトアクセスを担うこととなります。

 気になる進捗ですが、2015年までに相模原ICから西へ2.8km弱ほどが開通していて、根小屋地区(津久井湖南側)まで到達しています。

 この区間は圏央道の相模原IC開通に合わせて、橋本方面含む周辺アクセスのために先行整備されたものです。

 さて、この道路が名前どおりのネットワーク道路として真価を発揮するのは、中央道相模湖ICへの延伸ですが、現在は、「次の1.0kmの延伸工区」が工事中となっています。

 完成目標は2027年度となっています。2023年度末時点で、用地取得率は30%。2024年度は、引き続き用地取得を行うとともに、工区東側の220mで先行工事が進められていきます。

 ここさえ完成すれば、「リニア中央新幹線」の車両基地まで県道1本で到達することとなります。市議会では、この車両基地までの県道もひとつの事業として改良していくべきだ、という意見も出ています。

 この延伸1.0kmは平野部区間としては最後の工区。この先は津久井堂所山を皮切りに、山岳区間をトンネルなどで抜けていくこととなります。

 2031年度までを見据えた「第2次相模原市新道路整備計画」では、現在の1.0kmの工区までしか盛り込まれていません。その先は「次の整備計画における整備候補箇所」として、山をトンネルで抜けて国道412号へ達するまでが記載されています。

 次の整備計画が終わるめどは2041年度。そこから中央道へつながるまでには、早くても2051年度、2061年度…となっていくかもしれません。市も「当分の間、事業着手はないだろう」という見解を示しています。

 国や神奈川県の広域ネットワーク計画でも「津久井相模原連絡道路」として構想が位置付けられている、この津久井広域道路。全通が実現するのは、まだまだ先のことかもしれません。
 
 ちなみに橋本側では、国道16号アクセス改善のため、途中の「西橋本1丁目交差点」において、今年3月に右折レーン設置を含む改良工事が完了しています。

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