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100円ショップの「“激安”ヘッドライトクリーナー」で13年落ち「フィット」はクリアなレンズを取り戻せる? キレイになるか試してみた!

くるまのニュース / 2024年7月22日 11時10分

最近、100円ショップのカー用品が充実しています。なかでも人気の高い「ヘッドライトクリーナー」を実際に試してみました。果たしてヘッドライトのくもりは取れるのでしょうか。

■売り切れ店舗続出!? 100円ショップの人気アイテムの実力は?

 近ごろ「100円ショップ」で100円均一のみならず、200円から1000円前後の商品も扱うようになりました。それにより、今まで以上に豊富な種類の商品が用意され、カー用品もかなり充実しています。
 
 かつての全品100円だったころは正直「これはちょっと……」と購入をためらう商品もなくはなかったのですが、今はコストをかけられるようになったこともあり“使える”カー用品がたくさん。

 そんな100円ショップのカー用品のなかでも人気なのが、「ヘッドライトクリーナー」です。

 売り切れの店舗も続出中ということですが、いったいどのような商品なのでしょうか。実際に使って試してみました。

 ヘッドライトのくもり取りはカー用品専門店でも人気のアイテムで、1000円以上するのが当たり前ですが、今回100円ショップで購入したのは、200円(消費税込220円)という破格の商品です。

 さっそく開封してみると、箱のなかには「クリーナー30ml(の入ったボトル)」のほか、「不織布2枚」と「スポンジ」が同梱されています。

 クリーナーの成分は「研磨剤、石油系溶剤(約20%)、シリコーン、UV吸収剤、界面活性剤」で、平均粒子1.5マイクロメートルのコンパウンドが黄ばみや汚れを落とし、保護成分が表面をコーディングしてくれるのだとか。

 硬めのスポンジは直接磨くためのものではなく、あて木として使うもの。磨くのには不織布を使います。

 使いかたはいたって簡単。まずヘッドライトを洗うなり濡れた布で拭くなりして表面をキレイにします。これは砂やホコリがついたまま磨こうとすると逆にキズをつけてしまいかねないからです。

 クリーナーには研磨剤が入っているため、磨いている最中にはみ出して、ボディまで削ってしまうのを防ぐため、ヘッドライトのまわりをマスキング処理しておきます。

 準備ができたら磨きます。クリーナーの入ったボトルをよく振り、固まっていた中身がペースト状になったら不織布に適量をつけ磨きます。不織布を直接手に持つよりも付属のスポンジに巻き付けたほうが軽い力で磨くことができました。

 箱の裏に書かれている説明にもありますが、円を描かず縦横と直線の動きで磨くのがキレイに仕上げるコツ。これは直線より円のほうが磨き痕が目立ちやすいからで、光を通すほど透明なヘッドライトではそうした痕跡は少ないに越したことはありません。

 磨いているとヘッドライトの汚れが落ち不織布につくので、不織布のキレイな部分を使いながら作業を進めましょう。

 磨きはじめは抵抗感がありますが、だんだん軽くツルツルな感触になります。クリーナーが乾く前に不織布のキレイな面、あるいはほかのクロスなどで拭き上げれば終了です。

 テスト車両は13年落ちのホンダ「フィット」でしたが、これまでヘッドライトはメンテナンスしていなかったこともあり、かなりひどい状態でした。

 1回の作業でも効果は十分に感じられましたが、満足とまではいえず、2回3回と繰り返しようやくクリアな表面を取り戻すことができました。

 残念ながらヘッドライト内部にもくすみがあったため「まるで新車みたい!」とまではいきませんでしたが、これが220円と多少の労力でできるのであれば大満足といえるのではないでしょうか。

※ ※ ※

 注意事項としては、さまざまな成分の入ったクリーナーだけに、必ず手袋をして作業をすること。

 また、満足いく状態にするために2回3回と作業を繰り返すなら、不織布2枚では足りなくなるので、キレイなクロスを別で用意したほうが良いでしょう。

 なお、作業から1か月ほどが経過した時に改めて見てみると、保護成分の効果もあってかヘッドライトはクリアな表面を保っていました。

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