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5速MTあり! ホンダの「斬新“カクカク”SUV」に反響多数!? 「カッコよすぎ」「今売って欲しい」 めちゃ「ユニークすぎデザイン」だった「エレメント」 どんなクルマ?

くるまのニュース / 2024年7月28日 11時10分

ホンダがかつて販売していた「エレメント」について、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

■ほぼ「コンセプトカー」 今「再評価」されているのか

 発売当時は斬新なデザインであったことからあまり支持されなかったものの、現代ではそれが評価されるモデルがいくつか存在します。
 
 ホンダが2003年に発売したSUV「エレメント」もまさにそんなモデルで、SNSなどでは今でもさまざまなコメントが投稿されています。

 エレメントは2001年に発表されたコンセプトモデル「Model X(モデルエックス)」が源流で、サーフィンやスノーボード、アウトドアを趣味とする「ジェネレーションY」と呼ばれた20代前半の世代に向けて企画されました。

 当初はコンセプトモデルらしい現実味のないモデルだと思われ、斬新なBピラーレス・観音開きのドアやライフセーバーの拠点「ライフガードステーション」をイメージした斬新でタフなデザインが特徴です。

 その後、市場調査を実施したところ、予想外の反響があったことから市販化が決定。2002年1月に市販モデルが披露されています。

 企画・開発はもちろん、生産もオハイオ州のホンダ・オブ・アメリカが担当。日本仕様も輸入車扱いになっています。

 開発キーワードは「エンドレスサマー」。アメリカ文化をリードする若い世代のアクティブなライフスタイルをリサーチし、自由な発想でつくられました。

 エクステリアはほぼモデルエックスそのままの姿で、スクエアかつ大面積の無塗装樹脂を多用したタフなスタイリングが目をひきます。最大の特徴であるBピラーレス・観音開きの構造もそのまま継承されています。

 ボディカラーは「サンセットオレンジ・パール」など全5色を用意。明るくアクティブなエレメントのキャラクターやターゲットユーザーにマッチしたものでした。

 ボディサイズは、全長4300mm×全幅1815mm×全高1790mm、ホイールベース2575mmです。

 インテリアはシンプルなインパネとともに、汚れや水に強い樹脂フロア「ワイパブルフロア」や防水シート表皮を採用。この点もモデルエックスから受け継がれており、アウトドア活動に親和性の高い仕立てになっています。

 リアゲートは2段分割の「クラムシェル・テールゲート」を備え、下部はフロアと一体につながることで、荷物の出し入れも容易に行うことができます。

 パワートレインは、最高出力160ps・最大トルク218Nmを発揮する2.4リッター4気筒エンジンと4速ATの組み合わせで、駆動は通常時はFFを主とするデュアルポンプシステムのリアルタイム4WDです。なお、北米では5速MTも選択できました。

 2003年発売当時の価格は、259万円(消費税含まず)と比較的手の届きやすいモデルでしたが、日本では人気が出ず、3年に満たない短い期間の2005年12月に販売を終了します。

 これに対し北米ではまずまずの支持を獲得し、2011年まで販売が続けられました。

 そんなエレメントですが、SUVが定番モデルとなった現在、無塗装樹脂を多用しスクエアでアウトドア映えするデザインが今となって再評価されているようです。

 SNSなどでも、エレメントについてさまざまなコメントが寄せられています。

「これええやん」「今なら売れるデザイン」「カッコよすぎです…」など、当時斬新すぎたといわれるデザインが今となっては新鮮に写るようです。

 また「そこそこの大きさの割に見切りが良くて運転しやすかった」「当時車好きからは評価高かった」「観音開きも何気に便利だった」「一時期、中古車で欲しくて、結構検討した車」と、実施に乗っていたオーナーや検討したユーザーからも、懐かしさを感じるというコメントがみられます。

 さらに「すこし手を加えれば今でも新型車として発表できる」「軽自動車でこのデザインで売って欲しい」など、アウトドアレジャーが一般化し、SUVが支持される現代だからこそ登場して欲しいといった声も寄せられています。

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