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「うわあああ!」 膨らんで曲がる「あおりハンドル」なぜ起こる? 「危険運転」に要注意! 気をつけたいポイントとは?

くるまのニュース / 2024年7月29日 21時10分

危険運転の1つである「あおりハンドル」は、一体どのような危険を及ぼすのでしょうか。

■超危険! 周りに迷惑をかける「あおりハンドル」とは?

 街中を走行していると、時折「ヒヤッとする」運転を目にすることがあります。
 
 特に「あおりハンドル」と呼ばれる危険な運転方法がその一例です。
 
 一体どのような危険を及ぼすのでしょうか。

 あおりハンドルとは、例えば左折をする際に一度右に膨らんでから左折する運転方法のことを指します。

 この運転方法は、一見すると曲がりやすく見えるかもしれませんが、一度右にハンドルを切ることで、対向車は右折すると思い込む可能性があります。

 しかし、その後左折されると対向車は予期せぬ動きに対応できず、衝突するかもしれません。

 つまり対向車や後続車に誤解を与え、接触事故や通行妨害を引き起こしやすくなるのです。

また、クルマはカーブや交差点を曲がる際に、前輪と後輪の描く円弧が異なるため、内輪差が生じます。

 特に大型車の場合だとこの内輪差が大きくなり、誤った膨らみ方をすると縁石や歩道に接触する危険性もあるのです。

 最悪の場合、歩行者の巻き込み事故に発展することもあります。

 ほかにも膨らんで曲がることで、隣の車線を走行しているクルマとの接触リスクも懸念されます。

 このように、あおり運転は他のドライバーにとっても非常に迷惑であり、大きな危険を伴います。

 そんな運転を防ぐためには、いくつかの基本的な運転技術を守ることがポイントです。

 まずは左折する際には、あらかじめクルマ自体を左に寄せておくことで、右に膨らむことなくスムーズに左折できます。

 左折前に十分に減速し、自身の車両の位置を確認する余裕を持つことが大切です。

 そこから交差点やカーブを左折する際には、徐行するようにしましょう。

 これにより、クルマは大きく右に膨らむことなく左折できます。

 また、徐行することで周囲の状況を確認しやすくなり、安全性の向上や事故防止に繋がるのです。

 一方で特に大型車を運転する場合は、内輪差を意識して運転しましょう。

 内輪差を考慮しながら正確にハンドルを操作することで、縁石や歩道に接触するリスクを減少させることができます。

※ ※ ※

 あおりハンドルは、多くの場合、ドライバーの無意識の癖や車両感覚の不足から生じます。

 そのため、自身の運転を振り返り、意識して正しい運転方法を身につけることが求められます。

 あおりハンドルは、非常に危険な運転方法であり、他のドライバーや歩行者に大きなリスクをもたらします。

 左折時に右に膨らむ運転を避けるためには、左折前の準備、徐行、内輪差の意識といった基本的な運転技術を守ることが重要です。

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